メトロノーム記号(metronome mark)
「メトロノーム記号(metronome mark)」について、DTM用語の意味などを解説
メトロノーム記号(metronome mark)
メトロノーム記号(metronome mark)は、楽曲の演奏される速度(テンポ)を指示する記号。基準となる音符(8分音符、4分音符、2分音符など)の1分間の演奏回数が、メトロノームの拍数に合わせて示される。たとえばM.M.J=60は4分音符が1分間に60回刻まれることを意味し、それによってテンポが決定される。なお、M.M.の記号は省略されることもあり、また、およその意味で≒が使用されることもある(≒60)。また、例えば「♩=120」は1分間に120拍のテンポを意味する。DTMやデジタル音楽制作でも、メトロノーム記号に基づいてテンポ設定が行われ、シーケンサーやDAWのテンポトラックに反映される。正確なテンポ管理はリズムの安定性や演奏の統一性に欠かせず、楽曲制作や録音作業の基盤となる重要な要素である。メトロノーム記号とは、楽譜上に記されるテンポを示す記号で、一定の拍子に対して1分間に何回の拍を刻むかを数字で表す。通常は音符の図柄と「=数字」の形で示される。
「メトロノーム記号(metronome mark)とは」DTM用語としての「メトロノーム記号(metronome mark)」の意味などを解説
Published:2025/05/17 updated: