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メモリー(memory)

Posted by 有世犬

「メモリー(memory)」について、DTM用語の意味などを解説


メモリー(memory)

メモリー(memory)

メモリー(memory)は、記憶素子、記憶回路の総称。アナログ・デジタル両回路に使われるが、一般にはデジタル回路を使った記憶ユニットを指す。電子楽器では音源波形、それをエディットしたパラメーターなどを記憶させておく。なお、メモリーに記憶させることを「書き込み(write)」、メモリーからデータを引き出すことを「読み出し(read)」という。特に、ひとまとめになったデータをメモリーに書き込むことをセーブ(Save)、使用するために読み出すことをロード(load)という。メモリーは、DTMや音楽制作機器において音色データ、シーケンス情報、設定パラメータなどを一時的または長期間保存するための記憶装置を指す。主にRAM(ランダムアクセスメモリー)とROM(リードオンリーメモリー)に分類される。

メモリーの種類

メモリーの種類 DTM用語

メモリーは大きく2種類に分けられる。内容を自由に読み書きできるRAMと、読み出しはできるが書き込みはできないROMである。 RAMはラムと読み、ユーザーが自分で作った音色パラメーターなどを記憶させておくのに使われる。ROMはロムと読み、メーカーがプリセットして出荷する音源波形のデータなど、消されては困るものを入れておく。RAMは作業中のデータを保持し、電源を切ると消える一時記憶、ROMはあらかじめ組み込まれた音源やプログラムを保存する不揮発性メモリー。近年はフラッシュメモリーも広く使われており、電源断後もデータを保持できる。メモリー容量の大小はDTM環境の作業効率や表現力に直結し、膨大なサンプルや複雑な音色設定を扱う際に特に重要である。

「メモリー(memory)とは」DTM用語としての「メモリー(memory)」の意味などを解説

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