トラック(track)
Posted by 有世犬
「トラック(track)」について、DTM用語の意味などを解説
トラック(track)は、録音・録画の記録媒体上で、信号が記録される部分をいう。特に、ひとつの信号が継続されて記録される帯状の場所を指す。オーディオにおけるレコーダーおよび記録媒体の規格は、記録媒体上にどのようなトラック配列をするかで分けられることからシーケンサーでもデータを記録する領域をトラックと呼ぶ。
Related:DTM用語
- トラック・ダウン(track down) トラック・ダウン(track down)は、マルチ・トラックの録音音源に収録された信号を再生しながら、バランスよくミキシングして、2トラックのマスター音源を作ること。エフェクト処理などもこのときに行なわれることが多く、ト … Read more »...
- シンク・トラック(sync track) シンク・トラック(sync track)は、同期信号を使った録音の際に、テープ・レコーダー上でその同期信号を録音するトラックを指す。通常はテープの両端のトラック、たとえば8トラック・レコーダーであればトラック1かトラック … Read more »...
- オーディオ・トラック(audio track) オーディオ・トラック(audio track)は、オーディオ機能を持つシーケンス・ソフトで、MIDIデータではなく、デジタル・オーディオ・データが記録されているトラック。...
- 落とし(track down、TD) 落とし(track down、TD)=トラック・ダウン マルチ・トラックの録音音源に収録された信号を再生しながら、バランスよくミキシングして、2トラックのマスター音源を作ること。...
- マルチトラック・シーケンサー(multi-track sequencer) マルチトラック・シーケンサー(multi-track sequencer)は、マルチトラックレコーダー(MTR)のように、複数のトラックを持つシーケンサーのこと。MTRと同様に、トラック間でのオーバーダビングやミックスな … Read more »...
- 多重録音(multi-track recording) 多重録音(multi-track recording)は、複数(通常4以上)のトラックを持つレコーダー(MTR)を使い、主に楽器パートごとに別トラックヘの録音を行ない、最終的にモノラルまたはステレオに再録音するレコーディ … Read more »...
- オーバーダビング(overdubbing) オーバーダビング(overdubbing)は、MTRなどで、多重録音を行なうときのテクニックで、すでに録音された演奏を再生しながら、新たに別のトラックに別の演奏を録音すること。現在のレコーディングでは、なくてはならないテ … Read more »...
- パッチ・スルー(patch thru) パッチ・スルー(patch thru)は、シーケンス・ソフトの機能のひとつ。チャンネルに関わらす受信したデータを、トラックで指定したチャンネルに送信する機能。これを使うことによって、入力用のキーボードの送信チャンネルを切 … Read more »...
- チャンネル(channel) チャンネル(channel)は、あるシステムの中で、独立して作動している回路のそれぞれの系統を指す。たとえばステレオの左右チャンネルというように使われる。また、録音テープの場合は、1本のテープをいくつに分けて録音・再生で … Read more »...
- シーケンサー(sequencer) シーケンサー(sequencer)は、一連の動作を連続的に制御する機構のこと。シンセサイザーの周辺機器で、自動演奏をする装置のことを指し、アナログ・シンセサイザーにはアナログ・シーケンサーが用いられた。現在ではMIDIに … Read more »...
- ミキシング・オートメーション・システム(mixing automation system) ミキシング・オートメーション・システム(mixing automation system)は、コンピューターを利用してミックス・ダウン作業の一部を自動的に行なうシステム。製品によって機能に差はあるが、基本になるのはエンジ … Read more »...
- シンクロ・レコーディング(Synchronized recording) シンクロ・レコーディング(Synchronized recording)は、多重録音用に考えられたMTRの機構。または、複数のMTR、VTRなどを連動させるための機構。 シンクロ・レコーディング(多重録音用MTRの機構) … Read more »...
- イベント・リスト(event list) イベント・リスト(event list)は、シーケンス・ソフトで、あるトラックに記録されているMIDIデータを数値と記号によるリストとして時系列上に並べたウィンドウ。...
- マルチレコーディング(multi-trackrecording) マルチレコーディング(multi-trackrecording)=多重録音 複数(通常4以上)のトラックを持つレコーダー(MTR)を使い、主に楽器パートごとに別トラックヘの録音を行ない、最終的にモノラルまたはステレオに再 … Read more »...
- 同期(synchronization) 同期(synchronization)は、シンクロナイゼーション、シンクロおよびシンクと称されることもある。①電子楽器の自動演奏システムにおいて、テンポ機能を持つシ一ケンサーやリズム・マシンが、マスターとなる機器とテンポ … Read more »...
- レコーディング(recording) レコーディング(recording)は、広い意味では録音一般。狭い意味では、素材となる音をMTRに録音すること。シーケンサーにデータを入力することもレコーディングという。recと略記されることも。...
- イレース(erase) イレース(erase)は、データを消すこと。音楽用語としては、シーケンサーやリズム・マシンなどのエディット作業で、不要なパターンやステップなどを消去することを指す。消去されたのちは空白状態となる。...
- エクスチェンジ(exchange) エクスチェンジ(exchange)は、シーケンサー用語のひとつで、任意のデータを入れ換える機能のこと。元々エクスチェンジとは「交換」を意味する。...
- チェーン接続(chain network) チェーン接続(chain network)は、MIDIの接続方法のひとつ。鎖のようにつないでいくのでこの名がある。 MIDI端子をもつキーボードやシーケンサー、リズム・マシンなどを接続するときに各機器のMIDIスルー端子 … Read more »...
- チャンク(chunk) チャンク(chunk)は、シーケンサーなどで演奏データを扱う際にいくつかのデータの集まり(塊)をチャンクと呼ぶ。また、スタンダードMIDIファイルは、ファイル情報を収めるヘッダー・チャンクと、実際の演奏データを収めるトラ … Read more »...
- トランスポーズ(transpose) トランスポーズ(transpose)は、シーケンサーやシンセサイザーなどで、移調する機能のこと。特にシーケンサーの場合、移調する際にエディット・バッファーなどにコピーされる動作を含んでトランスポーズと呼ぶこともある。...
- メモリー・パックアップ(memory backup) メモリー・パックアップ(memory backup)は、シンセサイザーやリズム・マシン、シーケンサーなどの本体にメモリーされたデータを、電源が切られても保持する機能。バッテリー・バックアップともいう。...
「トラック(track)とは」DTM用語としての「トラック(track)」の意味などを解説
Published:2013/04/16 updated: