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カット&ペースト(cut&paste)

Posted by 有世犬

「カット&ペースト(cut&paste)」について、DTM用語の意味などを解説


カット&ペースト DTM用語

カット&ペースト(cut&paste)

カット&ペースト(cut&paste)は、シーケンサーなどでデータを編集していく際、バッファー・メモリー(コンピューター上ではクリップボード)を介して、任意の範囲のデータを削除、コピー、移動させること。あるいはその機能。カット&ペースト(cut & paste)とは、DTMや音楽編集において、MIDIノートやオーディオクリップなどのデータを一時的に切り取り、別の位置に貼り付けて再配置する基本的な編集操作である。この機能により、楽曲の構成を効率的に変更したり、リズムパターンやフレーズを他の場所に転用することが可能となる。

たとえば、イントロに使ったドラムパターンをサビの前にも挿入したい場合、そのパターンをカットし、目的の位置にペーストすることで迅速に編集が完了する。コピー&ペーストとは異なり、カット操作は元のデータを削除するため、楽曲構成の整理や不要パートの再配置にも適している。多くのDAWではショートカットキーやマウス操作によって直感的にカット&ペーストが行えるため、制作効率を高める上で不可欠な作業手法となっている。編集履歴を活用すれば、ミスがあっても容易に元に戻すことができるため、試行錯誤を伴うクリエイティブな工程にも柔軟に対応できる。「カット」では指定範囲のデータを削除してバッファー・メモリーに登録し、「ペースト」ではバッファー・メモリー内のデータを任意のポイントに挿入することができる。このカット&ペーストの一連の操作により、データの移動が行なえる。また、指定範囲のデータを残しながらバッフア・メモリーに登録する「コピー」と「ペースト」を併用すれば、データのコピーが行なえる。

「カット&ペースト(cut&paste)とは」DTM用語としての「カット&ペースト(cut&paste)」の意味などを解説

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