高音部記号(treble clef)
Posted by 有世犬
「高音部記号(treble clef)」について、DTM用語の意味などを解説
高音部記号(treble clef)
高音部記号(treble clef)は、もっとも一般的な音部記号で、主として高音域の記譜に使われる。ト音(G音)の高さを指定することから、ト音記号ともいわれる。高音部記号は、五線譜の音符の高さを示す記号で、特に高音域の楽器やパートに使われる。G音を基準に配置されるため「Gクリフ」とも呼ばれ、五線譜の2番目の線上にあるG音を示す。ピアノの右手パート、ヴァイオリン、フルート、トランペットなど多くの楽器で使用される。DTMにおいては、MIDIノート番号やピッチ設定の理解と合わせて、高音部記号の知識が譜面作成やアレンジに役立つ。高音部記号はメロディラインを明確に示し、演奏者や作曲者にとって音楽表現の基盤となる重要な記号である。
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Published:2025/04/15 updated: