強弱記号(dynamic mark)
「強弱記号(dynamic mark)」について、DTM用語の意味などを解説
強弱記号(dynamic mark)
強弱記号(dynamic mark)は、音の強弱を指定する記号。個々の音への記号、まとまった部分への記号、上記の双方への記号の3種類に大別される。強弱記号(dynamic mark)とは、楽譜上に記される音の強さや表現の度合いを指示する記号であり、演奏者に対して音量の変化やニュアンスのコントロールを伝える役割を持つ。代表的な強弱記号には「p(ピアノ、弱く)」「f(フォルテ、強く)」「mp(メゾピアノ、やや弱く)」「mf(メゾフォルテ、やや強く)」などがあり、これらは楽曲の表情や感情を豊かにする重要な要素である。
これらの記号は、指示すべき音符やフレーズの上または下に付記される。ふたつ以上の強弱記号が重複して使われることも多い。DTMにおいても強弱記号の概念は重要で、MIDIデータのベロシティ(打鍵の強さ)やエクスプレッション(音量の細かな変化)に反映されることで、より人間的で自然な演奏表現を実現する。DAW上のオートメーション機能で強弱の変化を細かく調整し、楽曲のダイナミクスを豊かにすることが可能。
「強弱記号(dynamic mark)とは」DTM用語としての「強弱記号(dynamic mark)」の意味などを解説
Published:2025/04/15 updated: