反復記号(repeat signs)
Posted by 有世犬
「反復記号(repeat signs)」について、DTM用語の意味などを解説
反復記号(repeat signs)は、同音、同音型、同一小節の繰り返しを指示する省略記号のこと。反復記号とは楽譜上で特定の部分を繰り返し演奏する指示を示す記号であり、主に「|:」や「:|」の形で表される。これにより作曲者は曲の構造を明確にし、演奏時間の短縮や楽曲のリズム感・構成感の強調を図る。DTM制作においても、反復記号に相当するループ機能があり、DAW内で特定の小節やフレーズを繰り返す設定を行うことで効率的な作業やリズムの統一が可能となる。反復記号は楽曲の展開やセクション分けにおいて重要な役割を持ち、特にポップスやダンスミュージックの制作で頻繁に活用される。
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Published:2025/04/17 updated: