バックアップ(backup)
「バックアップ(backup)」について、DTM用語の意味などを解説
バックアップ(backup)
バックアップ(backup)は、予備のデータを作ること。ハード・ディスクなどの記憶装置が壊れると、そこに記録されていたデータもすべて失われてしまうため、万一のトラブルに備えてにデータをコピーし、予備を用意しておくこと。バックアップ(backup)とは、デジタル音楽制作において、重要なプロジェクトデータやオーディオファイル、設定情報を別の記憶媒体やクラウドサービスに複製・保存する作業を指す。DTMでは多種多様なファイルや設定が日々更新されるため、万一のデータ破損や誤操作、ハードウェア故障に備えて定期的なバックアップが重要である。特に大規模なマルチトラックセッションや複雑なプラグインチェーンを用いた制作では、復元不能なデータ損失が致命的となるため、バージョン管理や自動バックアップ機能を活用して確実なデータ保護を行うことがプロフェッショナルなワークフローの基本となる。バックアップは制作の安全網として、安定したクリエイティブ環境を維持する要となっている。
「バックアップ(backup)とは」DTM用語としての「バックアップ(backup)」の意味などを解説
Published:2025/04/17 updated: