バックグラウンド(accompaniment、background)
「バックグラウンド(accompaniment、background)」について、DTM用語の意味などを解説
バックグラウンド(accompaniment、background)
バックグラウンド(accompaniment、background)は、バック、あるいはバッキングと略され、ソロ(独奏)やソリ(楽器群の合奏)の背後で演奏される伴奏のすべてを指す。リズミック・バックグラウンド、ハーモニック・バックグラウンド、メロディック・バックグラウンドの3種類に大別される。
リズミック・バックグラウンド
バックグラウンドのうち、リズミック・バックグラウンドは、リズム・パターンを指示するもので、主としてリズム・セクションによる伴奏がこれにあたる。リズミック・バックグラウンドは、楽曲の土台となるリズムパターンやビートのことで、曲のグルーヴや躍動感を支える役割を果たす。ドラムやパーカッション、ベースラインが主に担い、DTMでは打ち込みやサンプルで構築されることが多い。楽曲全体のテンポ感やノリを決定づける重要な要素であり、リズムの密度や変化を工夫することで表現の幅を広げることができる。
ハーモニック・バックグラウンド
バックグラウンドのうち、ハーモニック・バックグラウンドは、コード・プログレッション(和声進行)やハーモニーの変化を指示するもの。ピアノ、ギター、ベースなどの伴奏がこれにあたる。
メロディック・バックグラウンド
バックグラウンドのうち、メロディック・バックグラウンドは、助奏(オブリガート)がこれにあたり、メロディックなラインによって、ソロやソリをひきたたせる。
「バックグラウンド(accompaniment、background)とは」DTM用語としての「バックグラウンド(accompaniment、background)」の意味などを解説
Published:2025/04/17 updated: