オブリガート(obbligato)
Posted by 有世犬
「オブリガート(obbligato)」について、DTM用語の意味などを解説
オブリガート(obbligato)
オブリガート(obbligato)は、メロディーラインを引き立てるためにメロディと同時に演奏されるメロディックなパート。オブリガートは音楽用語で、主旋律に対して必須の装飾的な副旋律や対旋律を指す。イタリア語で「義務的な」という意味を持ち、楽曲の中で主旋律を補完し、豊かなハーモニーやテクスチャを生み出す重要な役割を果たす。DTM制作では、オブリガートパートをシンセサイザーやストリングス、管楽器で表現し、楽曲に深みや動きを加える。オブリガートは単なる装飾ではなく、曲全体の表現力を高めるために緻密に作り込まれることが多く、バランスを取ることが求められる。巧みに用いることで楽曲の魅力が格段にアップする要素である。
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「オブリガート(obbligato)とは」DTM用語としての「オブリガート(obbligato)」の意味などを解説
Published:2024/04/15 updated: