オブリガート(obbligato)
Posted by 有世犬
「オブリガート(obbligato)」について、DTM用語の意味などを解説
オブリガート(obbligato)
オブリガート(obbligato)は、メロディーラインを引き立てるためにメロディと同時に演奏されるメロディックなパート。オブリガートは音楽用語で、主旋律に対して必須の装飾的な副旋律や対旋律を指す。イタリア語で「義務的な」という意味を持ち、楽曲の中で主旋律を補完し、豊かなハーモニーやテクスチャを生み出す重要な役割を果たす。DTM制作では、オブリガートパートをシンセサイザーやストリングス、管楽器で表現し、楽曲に深みや動きを加える。オブリガートは単なる装飾ではなく、曲全体の表現力を高めるために緻密に作り込まれることが多く、バランスを取ることが求められる。巧みに用いることで楽曲の魅力が格段にアップする要素である。
Related:DTM用語
- オケ(Orchestra) オケ(Orchestra) オケ(Orchestra)は、オーケストラの略。転じて歌のバックグラウンドの演奏のことを指す。オケは「オーケストラ(Orchestra)」の略称で、管楽器、弦楽器、打楽器など複数の楽器が一体と … Read more »...
- ダ・カーポ(da Capo) ダ・カーポ(da Capo) ダ・カーポ(da Capo)は、反復記号の一種で、曲頭に戻る、の意。 D、C.と表記される。ダ・カーポはイタリア語で「頭から」という意味を持ち、楽譜上の繰り返し指示の一つである。通常「D.C … Read more »...
- コーダ(coda) コーダ(coda) コーダ(coda)は、楽曲を終わらせるために、特につけ加えられた終止部分をいう。コーダ部分には、Codaまたはのコーダ・マーク(φ)が記されることが多く、コーラスの途中のコーダ・マークから導かれる。コ … Read more »...
- コーダ・マーク(coda mark) コーダ・マーク(coda mark) コーダ・マーク(coda mark)は、反復記号の一種でコーダヘの進行を指示するマーク。(φ)。コーダ・マークは楽譜上の記号で、曲の特定の部分から「コーダ」と呼ばれる終結部へジャンプ … Read more »...
- 三連符(trlplet) 三連符(trlplet) 三連符(trlplet)は、ある拍数を本来の分割方法ではなく、3等分する音符。三連符とは、一定の拍の中に通常よりも多い3つの音符を均等に詰め込むリズム表現で、例えば4分音符1拍を3つの等しい長さ … Read more »...
- 休符(rest) 休符(rest) 休符(rest)=ポーズ、または休止符ともいう、音を出さない部分の長さを指示する記号。休符とは、楽譜上で音を出さない「無音」の時間を示す記号である。各音符に対応した長さの休符があり、例えば4分休符は4分 … Read more »...
- 強拍(down beat) 強拍(down beat) 強拍(down beat)は、小節内に配置された拍のうち、相対的に強い部分。4/4拍子の場合、1拍目をさし、3拍目がこれに次ぐ。強拍とは、小節の中で最も強調される拍のことで、多くの場合、小節の … Read more »...
- サビ(bridge) サビ(bridge) サビ(bridge)は、楽曲の中間部分で、冒頭のテーマとは対照的な楽節部分を指す俗称だが、最近ではひとつのコーラスの後半部を指すことが多く、この部分では盛り上がりが期待される。英語ではブリッジ(br … Read more »...
- メタ・イベント(meta-event) メタ・イベント(meta-event) メタ・イベント(meta-event)は、本来は定量化できない情報をデータ内に埋め込む際に使われる制御コードのことを指す。スタンダードMIDIファイルでは、演奏データ以外の可変長デ … Read more »...
- バルク・データ(bulk data) バルク・データ(bulk data) バルク・データ(bulk data)は、シンセサイザーの全音色、あるいはバンク内の音色など、まとまった音色データ単位を指す。バルク・データは、MIDI機器やデジタル音楽制作において大 … Read more »...
- ノコギリ波(saw tooth) ノコギリ波(saw tooth) ノコギリ波(saw tooth)は、シンセサイザーで使用される基本波形の1つ。Saw(ソウ)。ノコギリ波(sawtooth wave)とは、波形の一種で、その名前の通りノコギリの刃のよう … Read more »...
- バックグラウンド(accompaniment、background) バックグラウンド(accompaniment、background) バックグラウンド(accompaniment、background)は、バック、あるいはバッキングと略され、ソロ(独奏)やソリ(楽器群の合奏)の背後で … Read more »...
- プレゼンス(presence) プレゼンス(presence) プレゼンス(presence)は、高音域よりもさらに高い超高音。音の抜けに効果がある。元々、presenceには、「存在すること」や「存在感」という意味がある。プレゼンス(presence … Read more »...
- コード・プログレッション(chord progression) コード・プログレッション(chord progression) コード・プログレッション(chord progression)は、各種のコード(和音)を連結すること。これによって、メロディ、リズムとともに音楽の三要素のひ … Read more »...
- ローカル・コントロール(local control) ローカル・コントロール(local control) キーボード・タイプのシンセサイザーは、通常鍵盤で本体音源を鳴らすが、シーケンサーなどと組み合わせてMIDIマスター・キーボード+MIDI音源として使用する場合には、鍵 … Read more »...
- オーケストラ・ヒット(orchestra hit) オーケストラ・ヒット(orchestra hit) オーケストラ・ヒット(orchestra hit)とは、オーケストラ全体のサウンドをサンプリングし、瞬間的に鳴らすことで強烈なインパクトを与える音色・音素材の一種である … Read more »...
- オーサリング(authoring) オーサリング(authoring) オーサリング(authoring)は、CD-ROMタイトルなどを制作する過程の、編集作業のことをいう。画像やテキスト、サウンドの制作といった部分的なことではなく、それらを統合して、時問 … Read more »...
- オーバーダビング(overdubbing) オーバーダビング(overdubbing) オーバーダビング(overdubbing)は、MTRなどで、多重録音を行なうときのテクニックで、すでに録音された演奏を再生しながら、新たに別のトラックに別の演奏を録音すること。 … Read more »...
- オーバー・ライト(over write) オーバー・ライト(over write) オーバー・ライト(over write)は、すでに記録されているデータの上にデータを書き込むこと。上書き。オーバー・ライト(over write)とは、DTMやデジタル編集の分野 … Read more »...
- オムニ・モード(omni mode) オムニ・モード(omni mode) オムニ・モード(omni mode)は、MIDIチャンネルを認識するかしないかの区別で、オムニ・オンのときにはチャンネルを認識する。DTMやMIDIにおけるオムニ・モード(Omni … Read more »...
- 音源ボード(sound board) 音源ボード(sound board) 音源ボード(sound board)=サウンド・ボード、音源モジュール(tone generator module) 電子楽器の鍵盤部分を取り除き、音源部の機能のみを独立させた機器。 … Read more...
- 音名(pitch name) 音名(pitch name) 音名(pitch name)は、音楽に関る楽音の固有名をいう。音楽界で一般に使われている音名はイタリア語、ドイツ語、英語によるもので、日本語はあまり使用されない。イタリア語での音名は、音名と … Read more »...
Category : DTM用語お
「オブリガート(obbligato)とは」DTM用語としての「オブリガート(obbligato)」の意味などを解説
Published:2025/04/15 updated: