ト音記号(G clef)
Posted by 有世犬
「ト音記号(G clef)」について、DTM用語の意味などを解説
ト音記号(G clef)
ト音記号(G clef)は、もっとも一般的な音部記号6。主として高音域の記譜に使われる。ト音(G音)の高さを指定することから、ト音記号といわれている。=高音部記号。ト音記号は、五線譜の音の高さを示す記号の一つで、G音(ソ)の位置を基準に五線のどこに置かれるかを示す。一般的に五線の2本目の線に巻きつく形で記され、この線がG音の位置を表すため英語では「G clef」と呼ばれる。ト音記号は主に高音域の楽器やパート、例えばピアノの右手パートやヴァイオリン、フルートなどで使われる。DTMの楽譜入力やスコア制作では、この記号を正しく設定することで、適切な音高表示が可能となり、楽譜の視認性と演奏指示の明確化に役立つ。
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「ト音記号(G clef)とは」DTM用語としての「ト音記号(G clef)」の意味などを解説
Published:2025/04/16 updated: