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中音部記号(C Clef)

Posted by 有世犬

「中音部記号(C Clef)」について、DTM用語の意味などを解説


中音部記号 DTM用語

中音部記号(C Clef)

中音部記号(C Clef)は、中音域の記譜に使われる音部記号B。その記号の位置によってソプラノ記号、アルト記号、テナー記号の3種類に分類され、いずれもハ音(C音)の高さを指定する。このうち、アルト記号はビオラの記譜に固定化して使われている。中音部記号(C Clef)とは、五線譜上で「ド(C)」の位置を示すための記号であり、可動式である点が特徴である。この記号の中心部分が配置された線が常に「中央のド(C4)」を表すため、ヴィオラに用いられるアルト記号や、テノール音域を示すテノール記号など、使用される楽器の音域に応じて位置が変わる。DTMでは、スコア表示機能を活用する際にこの記号が登場することがあり、特にオーケストラ編成の打ち込みや浄書作業では中音部記号の理解が必要不可欠である。楽器ごとの適切な音域表示と記譜法を理解しておくことで、より実用的かつ演奏者フレンドリーな譜面を制作することができる。

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