音高(pitch)
「音高(pitch)」について、DTM用語の意味などを解説
音高(pitch)
音高(pitch)は、音の高さのこと。音高(pitch)とは、音の高さを表す概念であり、周波数(Hz)の違いによって決定される。一般的に、周波数が高いほど音は高く、低いほど音は低く聴こえる。たとえば、440Hzは標準的なA(ラ)の音高として知られており、基準音としてチューニングにも用いられる。物理的には振動数の違いを意味し、振動数が多いほど高い音高として聞こえる。音高を表わすのに、便宜的に音程という言葉を使うこともある。ピッチ。
DTMにおいて音高は、MIDIノートナンバーで数値的に管理され、各ノートには対応する音名と周波数が割り当てられている。たとえばMIDIノート69はA4(ラ)であり、これは440Hzに対応する。また、ピッチ・ベンドやトランスポーズといった機能を使うことで、音高をリアルタイムまたは固定的に変化させることができる。音高は旋律や和声の基礎を成す要素であり、正確な音高のコントロールは、演奏の説得力や表現力に直結する。特に打ち込みやサウンドデザインにおいては、音高の設定が楽曲全体の印象を大きく左右するため慎重な調整が求められる。
「音高(pitch)とは」DTM用語としての「音高(pitch)」の意味などを解説
Published:2025/04/15 updated: