トニック(tonic)
Posted by 有世犬
「トニック(tonic)」について、DTM用語の意味などを解説
トニック(tonic)は、キー(調)の基礎となるスケール(音階)の出発点にあたる音で、主音といわれる。それ以外の音に対する支配力を持ち、トーナリティ(調性)の確立の基礎となる。また、トニック・コードの意味で使われることもある。
Related:DTM用語
- トニック・コード(tonic chord) トニック・コード(tonic chord)は、主和音(省略記号=T)のこと。トニック(主音)をルート(根音)とするコード(和音)で、楽曲の最終的な調性を決定づける唯一のコードとされる。ドミナント・コードや、サブドミナント … Read more »...
- 主和音(tonic chord) 主和音(tonic chord)は、トニック(主音)をルート(根音)とするコード(和音)。=トニック・コード...
- 主音(tonic) 主音(tonic)は、調の基礎となるスケール(音階)の出発点にあたる音。=トニック...
- 主要和音(fundamental chords) 主要和音(fundamental chords)は、調性(トーナリティ)の確立のために欠かすことのできない重要なコード。トニック・コード(主和音=T)、ドミナント・コード(属和音=D)、サブドミナント・コード(下属和音= … Read more »...
- 下属和音(subdominant chord) 下属和音(subdominant chord)=サブドミナント・コード、サブドミナント・マイナー・コード スケールのルート音の4度上に構成される下属和音のことで、通常SまたはSDと略される。長調ではⅣ、短調ではIvmがこ … Read more »...
- ドミナント(dominant) ドミナント(dominant)は、属音のこと。スケール(音階)の5度上の音を指し、トニック(主音)に次いで、調性の確立にとって重要な音とされる。ドミナントまたはドミナント7thコードを意味することもある。ドミナント(do … Read more »...
- ドミナント・コード(dominant chord) ドミナント・コード(dominant chord)は、属和音(省略記号=D)のこと。 ドミナント(属音)をルート(根音)とするコードであり、調性を決定する上でトニック・コード(主和音)に次ぐ重要な役割を持つ主要和音のひと … Read more »...
- 循環コード(cyclic chord) 循環コード(cyclic chord)は、トニック・コード(主和音)から始まり、2、3のほかのコードを経由して再びトニック・コードヘ戻る比較的簡単なコード進行のこと。...
- 属調(dominant key) 属調(dominant key)は、主調のドミナント(第5音)をトニックとする同種の調(長調に対する長調、短調に対する短調)。=ドミナント・キー...
- 属音(dominant) 属音(dominant)は、スケール(音階)の5度上の音を指し、トニック(主音)に次いで、調性の確立にとって重要な音とされる。=ドミナント...
- 調性(tonality) 調性(tonality)は、楽曲の全体または一部に設定されたトニック(主音)を中心とする音の組織とその影響力を指す。 メロディやハーモニーは楽曲の中で種々の展開を持つが、結局は調性の中心であるトニックに向かって引き寄せら … Read more »...
- 主要三和音(primary chord) 主要三和音(primary chord)は、長音階、あるいは短音階の1度(主音)、4度(下属音)、5度(属音)をルートとする3つの三和音。 それぞれトニック、サブドミナント、ドミナントと呼ばれ、キーを決定するのに重要な役 … Read more »...
- 属和音(dominant chord) 属和音(dominant chord)は、ドミナント(属音)をルート(根音)とするコードであり、調性を決定する上でトニック・コード(主和音)に次ぐ重要な役割を持つ主要和音のひとつとされる。=ドミナント・コード...
- コード・プログレッション(chord progression) コード・プログレッション(chord progression)は、各種のコード(和音)を連結すること。これによって、メロディ、リズムとともに音楽の三要素のひとつであるハーモニーの流れが形成される。基本的にはトニック・コー … Read more »...
- サブドミナント・コード(subdominant chord) サブドミナント・コード(subdominant chord)は、スケールのルート音の4度上に構成される下属和音のことで、通常SまたはSDと略される。 長調ではⅣ、短調ではⅣmがこれに相当し、トニック・コード(主和音)、ド … Read more »...
- キー(key) キー(key)は、 調。トーナリティ(調性)が具体的な形で示されたもの。調には明るい感じのメジャー・キー(長調)と暗い感じのマイナー・キー(短調)とがあり、それぞれ12通りある。 コンピューターの入力装置のひとつ。キーボ … Read more »...
- サブドミナント(subdominant) サブドミナント(subdominant)は、下属音といわれ、トーナリティ(調性)の基盤となるスケールの第4音を指し、隣り合わせた第5音(ドミナント)に次ぐ主要な音とされる。 サブドミナント・コード(下属和音)の意味で使わ … Read more »...
- 音階(scale) 音階(scale)は、高さの順に並べられたオクターブ以内の階段状の音列を指し、スケールともいわれる。 一般的な長・短調の場合、音階を基盤としてメロディや八一モ二-が形作られ、調性(トーナリティ)が確立される。 このほか、 … Read more »...
- 下属音(subdominant) 下属音(subdominant)=サブドミナント トーナリティ(調性)の基盤となるスケールの第4音を指し、隣り合わせた第5音(ドミナント)に次ぐ主要な音とされる。サブドミナント・コード(下属和音)の意味で使われることもあ … Read more »...
- メジャー・スケール(major scale) メジャー・スケール(major scale)は、長調でのメロディやハーモニーの基盤となるスケール(音階)を指し、長音階といわれる。 メジャー・スケールは、トニック(主音)から長2度、長3度、完全4度、完全5度、長6度、長 … Read more »...
- 度(degree) 度(degree)=音程を示す単位。五線譜の上の同じ線や間(かん)に示されるふたつの音を1度として、その間隔が広がる順に2~8度と呼ぶ。表示には英語による1st、2nd、3rd、4th~8th(8va)が使われ、これを度 … Read more »...
- トライアド(triad) トライアド(triad)は、3音構成の三和音のこと。ルート(根音)の上部に3度および5度音を重ねた形であるため、3度の長・短音程と5度の完全・増・減音程の組み合わせにより4種類のトライアドが成り立ち、それぞれ①メジャー・ … Read more »...
「トニック(tonic)とは」DTM用語としての「トニック(tonic)」の意味などを解説
Published:2024/04/16 updated: