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トニック(tonic)

Posted by 有世犬

「トニック(tonic)」について、DTM用語の意味などを解説


トニック DTM用語

トニック(tonic)

トニック(tonic)は、キー(調)の基礎となるスケール(音階)の出発点にあたる音で、主音といわれる。それ以外の音に対する支配力を持ち、トーナリティ(調性)の確立の基礎となる。また、トニック・コードの意味で使われることもある。トニックは、調の中心となる音(主音)および、それを基にした和音(トニック・コード)を指す。たとえばCメジャーキーにおけるトニックはC音であり、Cメジャーコードがトニック・コードとなる。トニックは音楽の「帰着点」として働き、安定感や完結感をもたらす存在である。対照的に、ドミナントやサブドミナントは緊張や推進力を生み出す。DTMではトニックを起点または終着点に配置することで、調性感のある自然なコード進行が構築できる。トニックの理解は、メロディ・ハーモニーの設計や音楽全体の構造把握において極めて重要である。

「トニック(tonic)とは」DTM用語としての「トニック(tonic)」の意味などを解説

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