エディット(edit)
Posted by 有世犬
「エディット(edit)」について、DTM用語の意味などを解説
エディット(edit)は、あらゆる編集行為を指す。
コンピューターではプログラムやデータの配列などを編集/整理することを指し、そこから派生してシーケンサーでは入力した演奏データを修正したり、順序を入れ換えたりすることを指す。また、シンセサイザーでは音色パラメーターやプログラムに修正を加えること。
サンプラーのエディット(edit)
サンプラーでは収録したサンプル音をそのまま使わす、アタック、リリースなどを変化させたり、音の終点と起点をつなげてエンドレスの音にしたりする場合の操作のことを指す。レコーディング等においてはオーディオ・テープやビデオ・テープを切り貼りしたり、ダビングする編集作業のことを指す。 エディットと呼ばれる作業の基本操作には、コピー(転写)、カット(切り取り)、ペースト(貼り付け)、イレース(消去)、デリート(削除)、などがある。
Related:DTM用語
- グラフィック・エディット(graphic edit) グラフィック・エディット(graphic edit)は、シンセサイザーの音色パラメーターの設定やシーケンス・ソフトウェアの演奏データの編集を行なう際に、設定状況をグラフなどで確認しながら操作できる編集環境のこと。...
- デリート(delete) デリート(delete)は、データを削除すること。シーケンサーやリズム・マシンなどのエディット機能のひとつで、不要なパターンやステップなどを削除する機能。なお、一般にデリートとは削除後、それ以降のデータを詰めることを指し … Read more »...
- イレース(erase) イレース(erase)は、データを消すこと。音楽用語としては、シーケンサーやリズム・マシンなどのエディット作業で、不要なパターンやステップなどを消去することを指す。消去されたのちは空白状態となる。...
- カット&ペースト(cut&paste) カット&ペースト(cut&paste)は、シーケンサーなどでデータを編集していく際、バッファー・メモリー(コンピューター上ではクリップボード)を介して、任意の範囲のデータを削除、コピー、移動させること。あるいはその機能。 … Read more »...
- コピー(copy) コピー(copy)は、シンセサイザーの音色パラメーター設定やシーケンサーの演奏データなどを複写すること。 なお、カット&ペースト用にバッファー・メモリーを持つシーケンサーの場合、コピーとはデータをバッファーメモリーヘ複写 … Read more »...
- アタック(attack) アタック(attack)=音の立ち上がり。音の中でも鍵盤を押して音が出始めてから、音量が最大になるまでの部分。 ほとんどの楽器は音が発生する瞬間が最大音量となり、音は時間とともに減衰していく。 「シンセサイザー」や「サン … Read more »...
- スワップ(swap) スワップ(swap)は、シンセサイザーなどのプログラマー上で、音色データなどを入れ換える機能。エディット機能のひとつ。 シーケンサーやリズム・マシンにおける、演奏データの入力方式。フレーズを最小音符=ステップ(たとえば1 … Read more »...
- タイム・ストレッチ(time stretch) タイム・ストレッチ(time stretch)は、サンプラーのエディット機能のひとつで、ウェーブ・データの指定した範囲を任意の時間に拡大/縮小する機能のこと。 時間があらかじめ制限されている場合によく使用され、再生時間は … Read more »...
- エンベロープ・ジェネレーター(envelope generator、 EG) エンベロープ・ジェネレーター(envelope generator、 EG)は、エンベロープ・カーブを作る回路、またはユニット。 EGと表記される。シンセサイザー固有の機能で、音の「出方」「消え方」などを設定し、一般には … Read more »...
- エディター(editor) エディター(editor)は、コンピュータ用語としては、データを編集するための機器やプログラムのことを指す。 単にエディターという場合、テキスト・ファイルを編集するためのテキスト・エディターを指すことが多いが、シンセサイ … Read more »...
- ループ・タイム(loop time) ループ・タイム(loop time)は、エコー・マシン、サンプリング・マシンなどで、ある信号を繰り返し再生する場合の繰り返しを行なう部分の時間のこと。信号をループにしたときの、ループが一巡する所要時間である。エコー・マシ … Read more »...
- 立ち上がり(attack、rise) 立ち上がり(attack、rise)は、音が出始めてから一定の音量になるまでの時間を立ち上がり時間(アタック・タイム)という。これを電気的には波形の立ち上がりと表現する。楽器音の立ち上がりは種類によりさまざまで、シンセサ … Read more »...
- キー(key) キー(key)は、 調。トーナリティ(調性)が具体的な形で示されたもの。調には明るい感じのメジャー・キー(長調)と暗い感じのマイナー・キー(短調)とがあり、それぞれ12通りある。 コンピューターの入力装置のひとつ。キーボ … Read more »...
- 同期(synchronization) 同期(synchronization)は、シンクロナイゼーション、シンクロおよびシンクと称されることもある。①電子楽器の自動演奏システムにおいて、テンポ機能を持つシ一ケンサーやリズム・マシンが、マスターとなる機器とテンポ … Read more »...
- サンプラー(sampler) サンプラー(sampler)は、オシレーターやジェネレーターを使わすに、あらかじめ記憶させた現実音を音源として使う(サンプリング音源)楽器の総称。サンプリング・マシンともいう。 磁気テープに楽器の音などを収録し、鍵盤が押 … Read more »...
- アドレス(address) アドレス(address)は、MIDIシステム・エクスルーシブによってシンセサイザーなどの音色パラメーターを操作するケースで、パラメーターを特定するためにつけられた番号をアドレスと呼ぶ。 一般的にはコンピューターでメモリ … Read more »...
- エクスチェンジ(exchange) エクスチェンジ(exchange)は、シーケンサー用語のひとつで、任意のデータを入れ換える機能のこと。元々エクスチェンジとは「交換」を意味する。...
- エンベロープ(envelope) エンベロープ(envelope)は、波形の先端を結び、波形を包み込むように描いたカーブを指すが、楽器の場合には、音量や音色の時間的な変化を意味する。各種の楽器は、その楽器特有のエンベロープを持っており、人間が楽器の種類を … Read more »...
- シーケンサー(sequencer) シーケンサー(sequencer)は、一連の動作を連続的に制御する機構のこと。シンセサイザーの周辺機器で、自動演奏をする装置のことを指し、アナログ・シンセサイザーにはアナログ・シーケンサーが用いられた。現在ではMIDIに … Read more »...
- データ・エントリー(data entry) データ・エントリー(data entry)は、キーボードやシーケンサー、リズム・マシンなどでデータを入力すること。また、MIDIのコントロール・チェンジ6、38番のデータ・エントリーは、MIDI機器の設定を変更するために … Read more »...
- ミディ(MIDI,Musical lnstrument Digital lnterface) ミディ(MIDI,Musical lnstrument Digital lnterface)は、シンセサイザー、リズム・マシン、シーケンサー、コンピューターなどの演奏情報を相互に伝達するために決められたデータ転送規格のこ … Read more »...
- メモリー・パックアップ(memory backup) メモリー・パックアップ(memory backup)は、シンセサイザーやリズム・マシン、シーケンサーなどの本体にメモリーされたデータを、電源が切られても保持する機能。バッテリー・バックアップともいう。...
「エディット(edit)とは」DTM用語としての「エディット(edit)」の意味などを解説
Published:2024/04/15 updated: