主要和音(fundamental chords)
「主要和音(fundamental chords)」について、DTM用語の意味などを解説
主要和音(fundamental chords)
主要和音(fundamental chords)は、調性(トーナリティ)の確立のために欠かすことのできない重要なコード。トニック・コード(主和音=T)、ドミナント・コード(属和音=D)、サブドミナント・コード(下属和音=SD)の3種のコードが主要和音とされる。主要和音(fundamental chords)とは、楽曲の調性(キー)を支える基本的な三和音で、主にトニック(I)、サブドミナント(IV)、ドミナント(V)の三つを指す。
このうちドミナント・コードはドミナント7thコードとして機能することが多く、また長調でのサブドミナント・マイナー・コード(下属和音=SDM)も主要和音に加えられる。これらは調の安定性と緊張感のバランスを形成し、コード進行の中核を成す存在である。DTMにおいても、これらの和音はコードトラックの作成やアレンジ、メロディとのハーモニー構築の基盤となる。トニックは安定を、ドミナントは緊張を、サブドミナントはその中間的な役割を担い、それぞれが循環的に進行することで音楽に自然な流れと構造を与える。コードパッドやコード検出ツールなどを用いれば、初心者でもこれらの主要和音を活用した楽曲制作が可能。
「主要和音(fundamental chords)とは」DTM用語としての「主要和音(fundamental chords)」の意味などを解説
Published:2025/04/15 updated: