リズム・マシン(rhythm machine)
「リズム・マシン(rhythm machine)」について、DTM用語の意味などを解説
リズム・マシン(rhythm machine)
リズム・マシン(rhythm machine)は、サンプリング音源、またはアナログ・シンセサイザ一音源による各種ドラム/パーカッション・サウンドと、専用のシーケンサーを内蔵し、リズム演奏の録音/編集/再生が行なえる装置。ドラム・マシンともいう。リズム・マシンとは、ドラムパターンやリズムトラックを自動的に生成・再生する電子楽器やソフトウェアのことを指す。内蔵されたプリセットのビートや自作のパターンを用いて安定したリズムを提供し、DTM環境ではシーケンサーやDAWと連携して使用される。リアルなドラム音やシンセドラムまで多彩なサウンドが利用可能で、制作効率の向上とクリエイティブな表現の幅を広げる重要なツールとして定着している。1970年代以降、ポップスやエレクトロニカ、ヒップホップなど多様な音楽ジャンルで活用されている。
リズム・パターンの書き込み(打ち込み)
リズム・パターンの書き込み(打ち込み)にはリアルタイム方式(実際にパッドを叩いてパターンをプレイしながら書き込む)と、ステップ・ライト方式(譜面を書く要領で各音源をバラバラに書き込む)のふた通りがある。なお、最近のマシンはどれも高い分解能と編集機能を持ち、音源部はチューニングやパンニングなどの設定が行なえ、パッドはベロシティ対応となっており、また、ほばすべての機種がMIDI端子を装備している。
「リズム・マシン(rhythm machine)とは」DTM用語としての「リズム・マシン(rhythm machine)」の意味などを解説
Published:2025/05/25 updated: