セーブ(save)
「セーブ(save)」について、DTM用語の意味などを解説
セーブ(save)は、コンピューターや周辺機器、シンセサイザーなどのデータを、フロッピー・ディスク、CD、DVD、フラッシュメモリ、SDカード、RAMカートリッジ、テープなどの記憶メディアにメモリーさせること。反対の作業がロードである。セーブ(save)とは、DTMにおいて制作中のプロジェクトや音源、MIDIデータ、オーディオファイルなどの作業内容をコンピュータやストレージメディアに保存する行為を指す。これは、編集中の状態を維持し、後から再編集や再生が可能になるように記録する基本的かつ重要な操作である。制作の進行とともにこまめなセーブを習慣化することが、トラブル回避と効率的な制作環境維持のポイントとなる。DAW(Digital Audio Workstation)では、プロジェクトファイルとしてセーブすることで、トラック構成やミキサーの設定、使用しているプラグイン、各種オートメーション情報など、膨大な作業情報を一括で保持できる。加えて、オーディオやMIDIの個別データも別途保存する必要がある場合もあり、定期的なセーブは万が一のクラッシュやフリーズに備える意味でも重要である。また、別名で保存(Save As)を用いることで、異なるバージョンを残しながら作業を進める「バージョン管理」も一般的に行われている。
「セーブ(save)とは」DTM用語としての「セーブ(save)」の意味などを解説
Published:2025/04/16 updated: