ダル・セーニョ(dal segno)
Posted by 有世犬
「ダル・セーニョ(dal segno)」について、DTM用語の意味などを解説
ダル・セーニョ(dal segno)
ダル・セーニョ(dal segno)「Ds.」 は、反復記号の一種で、セーニョで指定された部分に戻れ、という意。ダル・セーニョはイタリア語で「記号から」という意味で、楽譜の繰り返し指示に使われる。通常「D.S.」と略され、演奏者は指定された箇所にあるセーニョ記号(segno)に戻って演奏を続けるよう指示される。この指示により、楽曲の一部を再び演奏することで曲の構成を効率よく表現できる。DTMで楽譜作成やスコア編集を行う際、ダル・セーニョを正しく理解し活用することで、演奏の指示や楽曲の流れを正確に反映できる。多くのクラシックやポピュラー音楽で使われる基本的な繰り返し記号の一つである。
Related:DTM用語
- セーニョ(segno) セーニョ(segno) セーニョ(segno)は、p.xの戻り先を指示する反復記号S。セーニョはイタリア語で「記号」を意味し、楽譜上で繰り返しの指示に使われる記号の一つである。通常、セーニョ記号はS字型のマークで示され、 … Read more »...
- ダ・カーポ(da Capo) ダ・カーポ(da Capo) ダ・カーポ(da Capo)は、反復記号の一種で、曲頭に戻る、の意。 D、C.と表記される。ダ・カーポはイタリア語で「頭から」という意味を持ち、楽譜上の繰り返し指示の一つである。通常「D.C … Read more »...
- フィーネ(fine) フィーネ(fine) フィーネ(fine)は、繰り返し後、演奏終了箇所を示す反復記号。フィーネは、楽譜やMIDIシーケンスにおいて曲の終了地点を示すイタリア語の演奏記号である。通常、ダル・セーニョ(D.S.)やダ・カーポ … Read more »...
- アンビエンス(ambience) アンビエンス(ambience)は、聴取者の周囲を音が取り巻いた感じをいう。臨場感と同じような意味であり、マルチチャンネルオーディオの効果を表す言葉としても用いられる。 音場感、臨場感など音の広がりを意味する 音響の分野 … Read more »...
- ファイン(fine) ファイン(fine) ファイン(fine)は、シンセサイザーで使用されるピッチ単位。半音以下の音程調整ができる。ファインチューン。また、ファイン(fine)は、主にMIDIデータやシーケンサー内で使用される演奏終了位置を … Read more »...
- タイ(tie) タイ(tie) タイ(tie)は、楽譜上で、ふたつの同じ高さの音の上か下につけられる孤線。タイのつけられたふたつの音は、切れ目なく連続したひとつの音として演奏される。タイとは、連続する2つの同じ高さの音符を結んで一つの音 … Read more »...
- 強弱記号(dynamic mark) 強弱記号(dynamic mark) 強弱記号(dynamic mark)は、音の強弱を指定する記号。個々の音への記号、まとまった部分への記号、上記の双方への記号の3種類に大別される。強弱記号(dynamic mark) … Read more »...
- コーダ(coda) コーダ(coda) コーダ(coda)は、楽曲を終わらせるために、特につけ加えられた終止部分をいう。コーダ部分には、Codaまたはのコーダ・マーク(φ)が記されることが多く、コーラスの途中のコーダ・マークから導かれる。コ … Read more »...
- タイミング・クロック(timing clock) タイミング・クロック(timing clock) タイミング・クロック(timing clock)は、機器同士を同期させるために使われるMIDIシステム・リアルタイム・メッセージ。1ビートに24個のクロックが送り出される … Read more »...
- タイム・ストレッチ(time stretch) タイム・ストレッチ(time stretch) タイム・ストレッチ(time stretch)は、サンプラーのエディット機能のひとつで、ウェーブ・データの指定した範囲を任意の時間に拡大/縮小する機能のこと。タイム・ストレ … Read more »...
- タイム・ベース(time base) タイム・ベース(time base)は、シーケンサーやシーケンス・ソフトウェアなどで使われる言葉で、4分音符がいくつのパルス(クロック、ステップ、ディック)から構成されるかを示す数字である。24、48、60、96、120 … Read more »...
- 立ち上がり(attack、rise) 立ち上がり(attack、rise) 立ち上がり(attack、rise)は、音が出始めてから一定の音量になるまでの時間を立ち上がり時間(アタック・タイム)という。立ち上がり(attack、rise)とは、音の開始から最 … Read more »...
- 立ち下がり(release) 立ち下がり(release) 立ち下がり(release)は、信号が定常状態からゼロになるまでをいい、それに要する時間を立ち下がり時間という。立ち下がり(release)とは、音の減衰過程における重要な要素であり、特にA … Read more »...
- 短三和音(minortriad) 短三和音(minortriad) 短三和音(minortriad)は、完全1度、短3度、完全5度の3音から成る和音。=マイナー・トライアド。短三和音は、三つの音から構成される基本的な和音の一つで、根音、短三度(根音から3 … Read more »...
- 短調(minor key) 短調(minor key) 短調(minor key)は、調性が成立した段階で、エオリアン・モードを受け継いだ一連の調性で。12種類ある。暗い感じの調。短調は、主に哀愁や切なさを表現する音階体系で、メジャー(長調)に対し … Read more »...
- ハ音記号(C clef) ハ音記号(C clef)=中音部記号。ハ音記号(C clef)とは、五線譜上で中央のド(C)音の位置を示す記号であり、主に中音域の楽器や声部の譜面で使われる。代表的なものにアルト記号やテナー記号があり、それぞれ五線の異な … Read more »...
- 発想記号(expression mark) 発想記号(expression mark) 発想記号(expression mark)は、表情記号ともいわれ、楽曲各部の表情または表現法を指示する記号を指す。演奏記号と同じように扱われ、通常は、強弱記号およびアーティキュ … Read more »...
- 拍子(meter、time) 拍子(meter、time)は、ある拍数でまとめられた音楽的な時間を指し、拍子記号によって指示される。その指示によって小節が区切られ、拍子の基本的な形態が音符によって表される。DTMでは、拍子情報がDAWのテンポトラック … Read more »...
- 拍子記号(time signature) 拍子記号(time signature)は、楽譜上、音部記号や調号に続いて、その右隣につけられる分数表示による数字または記号を指す。DTMにおいては、DAWやMIDIシーケンサーのテンポトラックに拍子情報を設定し、グリッ … Read more »...
- フォルテ(forte) フォルテ(forte) フォルテ(forte)は、「強く」という意の強弱記号。フォルテは音楽記号において「強く」を意味し、記譜上では「f」で表記される。DTMにおいてはMIDIベロシティの高値、すなわち発音の強度やアタッ … Read more »...
- フラット(flat) フラット(flat) フラット(flat)は、調号または臨時記号として使われ、記譜された音を半音低めることを指示する変記号(♭)を指す。また、「フラット気味」とは、正確な音のピッチ(音高)よりも低めの音となっていることを … Read more »...
- メトロノーム記号(metronome mark) メトロノーム記号(metronome mark) メトロノーム記号(metronome mark)は、楽曲の演奏される速度(テンポ)を指示する記号。基準となる音符(8分音符、4分音符、2分音符など)の1分間の演奏回数が、 … Read more »...
「ダル・セーニョ(dal segno)とは」DTM用語としての「ダル・セーニョ(dal segno)」の意味などを解説
Published:2025/04/16 updated: