DTM用語

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キーボード(keyboard、keyboard instruments)

Posted by 有世犬

「キーボード(keyboard、keyboard instruments)」について、DTM用語の意味などを解説


キーボード DTM用語

キーボード(keyboard、keyboard instruments)

キーボード(keyboard、keyboard instruments)は、

  1. ピアノ、オルガン、シンセサイザーなどの、鍵盤を持った楽器の総称。その発音原理から、アコースティック・キーボードとエレクトリック・キーボードに分けることができる。
  2. 文字や数字をコード化してコンピューターに入力するための、キ一スイッチを並べた入力装置。キーの配列はASCIIやJISなどでも規定されている。また数字のキ一(テン・キー)だけを独立させて配置したものもある。

キーボード(keyboard、keyboard instruments)とは、音楽制作や演奏において鍵盤を用いて音高を操作する楽器群や入力装置を指す総称である。伝統的にはピアノ、オルガン、チェンバロなどの鍵盤楽器を含み、これらは鍵盤の押下によって機械的・電気的に音を発生させる。現代のDTM環境では、MIDIキーボードをはじめとする電子鍵盤が主流であり、ソフトウェア音源やハードウェア音源の制御に用いられる。

キーボード楽器の基本構造は、白鍵と黒鍵が半音階に基づいて並び、88鍵のフルサイズ鍵盤がピアノの標準とされるが、DTM用のMIDIキーボードは25鍵、49鍵、61鍵など多様なサイズが存在する。これにより、設置場所や用途に応じた選択が可能となっている。キーボードは単に音を出すための装置であるだけでなく、ベロシティ(打鍵強弱)、アフタータッチ(鍵盤押下圧力)などの演奏表現情報もMIDIデータとして送信でき、音楽表現の幅を広げる役割を果たす。キーボードにはピッチベンドホイールやモジュレーションホイール、スライダー、ノブなど多彩なコントローラーが付属することが多く、これらを操作することでリアルタイムに音色やエフェクトのパラメータを変化させることが可能。これにより、演奏表現に躍動感や変化を加えられるため、ライブパフォーマンスやレコーディングにおいて重要な役割を持つ。キーボードは単体の楽器としてだけでなく、DAWと連携してシーケンスの打ち込みや音源の操作を直感的に行うためのインターフェースとしても活用されている。これにより、音楽制作の効率化と表現力の向上を両立させることが可能となっている。

マスターキーボード(master keyboard)

スレーブ・キーボード(slave keyboard)

「キーボード(keyboard、keyboard instruments)とは」DTM用語としての「キーボード(keyboard、keyboard instruments)」の意味などを解説

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