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音程(interval)

Posted by 有世犬

「音程(interval)」について、DTM用語の意味などを解説


音程 DTM用語

音程(interval)

音程(interval)は、ふたつの音の、高さの差を示す用語。音程は度数(ディグリー)という単位で示されるほか、さらに響き方の違いによって完全(パーフェクト)、長(メジャー)、短(マイナー)、増(オーギュメント)、減(ディミニッシユ)などに分けられる。音程は「度数(何度か)」と「質(完全・長・短・増・減)」によって分類される。たとえば「完全五度」「短三度」「増四度」といった具合に表現される。たとえ同じ度数であっても質が異なれば響きは大きく変わり、調性感や和声の印象にも影響を与える。

完全音程は1度、8度、4度、5度上に長音程と短音程は2度、3度、6度、7度上に成り立つ。増音程は完全音程と長音程を半音分広げたもので、減音程は完全音程と短音程を半音分近づけたものである。ただし、1度の減音程は完全1度よりも離れた音程となるため増1度音程に代表され、減1度音程は存在しない。音程(interval)とは、二つの音の高さの差、すなわち音高間の距離を表す音楽理論上の概念である。音程は同時に鳴る和音的音程(ハーモニック・インターバル)と、時間差で鳴る旋律的音程(メロディック・インターバル)のいずれにも用いられる。DTMにおいても、音程の知識は重要である。コード進行の構築、メロディと伴奏のバランス、オートメーションによるピッチ変化など、多くの場面で音程感覚が求められる。特に打ち込み作業では、視覚的に距離を見極めるだけでなく、実際の音響的な印象も加味して音程を判断することが音楽的なクオリティに直結する。

「音程(interval)とは」DTM用語としての「音程(interval)」の意味などを解説

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