DTM用語

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音域

Posted by 有世犬

「音域」について、DTM用語の意味などを解説


音域 DTM用語

音域

音域は、演奏されるべき音の高さの範囲をいう。音域とは、ある音楽的対象が出せる、あるいは表現できる最も低い音から最も高い音までの範囲を指す。人間の歌声や楽器ごとに固有の音域が存在し、たとえばバスは低音域、ソプラノは高音域、バイオリンは広い高音域を持つ一方、コントラバスは低音域を担う。

各楽器の使用音域あるいは実用音域、高音域、中音域、低音域、広い音域、狭い音域などの表現がある。DTMでは、各ソフト音源やサンプル素材にも音域が設定されており、その範囲外のノートを打ち込むと、発音されなかったり、不自然な音が再生されたりする。音域を意識することはリアルな打ち込みの基本であり、特にアコースティック楽器の再現性を高めたい場合には重要となる。また、編曲の際には各パートの音域を把握し、音が重なりすぎないように配置することで、ミックスの明瞭さやバランスを確保することができる。音域の管理は、音楽全体の構造を支える技術的かつ芸術的な要素のひとつである。

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「音域とは」DTM用語としての「音域」の意味などを解説

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