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鍵盤(keyboard)

Posted by 有世犬

「鍵盤(keyboard)」について、DTM用語の意味などを解説


鍵盤 DTM用語

鍵盤(keyboard)

鍵盤(keyboard)は、白と黒のキーを半音階的に配列したもの。それぞれのキーを指で押すと楽器固有の発音方式により特定の音高の音が出る仕組みになっている。鍵盤(keyboard)とは、音楽において音高を操作するために配列されたキー(鍵)を指し、主にピアノやシンセサイザー、MIDIキーボードなどに搭載されている入力インターフェースである。基本構造は白鍵と黒鍵から成り、1オクターブを12音に分けた半音階配置に基づいている。現代の音楽制作では、MIDI信号を送出するための鍵盤型デバイスが広く使われており、ベロシティやアフタータッチ、ピッチベンドなど多様な演奏情報を入力可能である。

通常は左から右へいくほど音高が高くなるように並べられており、ピアノ、オルガン、シンセサイザーなどの演奏に用いられるほか、シーケンサーなどへの入力装置としても用いられる。DTM環境では、MIDIキーボードを用いてソフトウェア音源をリアルタイムに演奏・録音することが一般的で、打ち込みの効率を高めると同時に、演奏表現の幅を広げる役割を果たす。特に鍵盤に慣れたプレイヤーにとっては、音楽的なアイデアを直感的に形にできる重要なツールとなる。また、鍵盤にはフルサイズ88鍵からコンパクトな25鍵まで多様な種類が存在し、用途や設置環境に応じた選択が可能である。鍵盤は音楽制作と演奏の橋渡しを担う中心的なインターフェースである。

「鍵盤(keyboard)とは」DTM用語としての「鍵盤(keyboard)」の意味などを解説

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