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転回形(inversion)

Posted by 有世犬

「転回形(inversion)」について、DTM用語の意味などを解説


転回形 DTM用語

転回形(inversion)

転回形(inversion)は、複数の音の上下関係を入れ換えた形を指し、ふたつの音の上下関係を入れ替える音程の転回と、コードのルート(根音)以外の音を最低音とする和音配置であ老和音の転回の両方を指す。後者の場合はコードの構成音の数により、三和音には2種類の、そして四和音には3種類の転回形が示され、それぞれ第1、第2、第3転回形と呼ばれる。これらの転回形によるコードは、分数コード、あるいはオン・コード表記によって最低音を砂示される。転回形(inversion)は、和音の構成音の並び順を変えて、ルート(根音)以外の音を最低音にした和音の変形形態を指す。例えば、三和音であれば、第1転回形は第3音を最低音に置き換え、第2転回形は第5音を最低音にする。DTMや作曲においては、転回形を活用することで和声の流れを滑らかにし、音の重なりや響きを豊かに表現できる。MIDI編集では、転回形の音程調整やコード入力機能が搭載されていることも多く、楽曲のコード進行やアレンジにおいて柔軟な表現を可能にする基本的な音楽理論の一つである。

「転回形(inversion)とは」DTM用語としての「転回形(inversion)」の意味などを解説

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