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短音階(minor scale)

Posted by 有世犬

「短音階(minor scale)」について、DTM用語の意味などを解説


短音階 DTM用語

短音階(minor scale)

短音階(minor scale)は、短調でのメロディハーモ二-の基盤となるスケール(音階)を指す。ナチュラル・マイナー・スケール(自然的短音階)、ハーモニック・マイナー・スケール(和声的短音階)、メロディック・マイナー・スケール(旋律的短音階)の3種類がある。エオリアン・スケールに相当するが、広い意味でのマイナー・スケールには、チャーチ・モードでのドリアン、フリシアン、ロクリアンなどの各スケールが含まれる。=マイナー・スケール。短音階は、感情豊かで哀愁を帯びた響きを持つ音階で、メジャースケール(長音階)に対して対照的な性質を持つ。代表的な短音階には「自然短音階」「和声短音階」「旋律短音階」があり、それぞれ特有の音程パターンを持つ。自然短音階はメジャースケールの3度、6度、7度の音が半音低いのが特徴で、和声短音階は7度を半音上げて属和音の解決感を強調し、旋律短音階は6度と7度を上昇時に半音上げ下降時は自然短音階に戻る複雑な形態を持つ。DTMでの作曲や編曲では、これらの短音階を使い分けることで多様なムードや和声効果を演出できる。

「短音階(minor scale)とは」DTM用語としての「短音階(minor scale)」の意味などを解説

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