フォト・カプラー(optical isolater、photo coupler)
「フォト・カプラー(optical isolater、photo coupler)」について、DTM用語の意味などを解説
フォト・カプラー(optical isolater、photo coupler)は、電気信号をいったん光の信号に変換し、光をもう一度電気信号に変換する回路パーツ。信号を光で伝達することによって、送受間を電気的に完全に切り離すことができる。
光で信号を結合することからフォト・カプラー(光結合素子)と呼ばれ、また、光学的な手段で電気回路を切り離す(絶縁する)ことからオプト・アイソレーター(光学絶縁素子)ともいう。
フォト・カプラーの構造
フォト・カプラーの構造はLEDやネオン・ランプなどの発光体とフォト・トランジスタやCdSなどの受光体を、光を遮断した小さなパッケージに納めたもの。発光体・受光体の種類によって伝達特性が違い、音などのアナログ信号用、MIDI信号などのデジタル信号用に大別される。古くは楽器アンプ内蔵のトレモロ回路に使われ、現在では高級フェイズ・シフター、楽器内のMIDI信号受信部などに使われている。
「フォト・カプラー(optical isolater、photo coupler)とは」DTM用語としての「フォト・カプラー(optical isolater、photo coupler)」の意味などを解説
Published:2024/04/17 updated: