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サブコード(sub-code)

Posted by 有世犬

「サブコード(sub-code)」について、DTM用語の意味などを解説


サブコード DTM用語

サブコード(sub-code)

サブコード(sub-code)は、CDやDAT、DCC、MDなどデジタル・オーディオ・メディアにおいて、デジタル・オーディオ・データ以外に記録された付加情報のこと。
通常、曲の通し番号や演奏時間などが記録されている。サブコード(sub-code)とは、デジタルオーディオ信号に付加される補助的なデータ領域であり、音声そのものではなく、トラック番号、タイムコード、コピーガード情報、曲名などのメタデータを格納する役割を果たす。特にCD-DA(コンパクトディスク・デジタルオーディオ)では、サブコード領域にインデックス情報やポーズ、ISRCコード(国際標準レコーディングコード)などが含まれ、再生機器がトラックの頭出しやシームレスな再生を行うための基準として利用されている。DTMにおいては、サブコードはマスタリング工程やCD書き込み時に重要で、正確なトラック管理や著作権管理を行うために重要である。
サブコード記録用の領域にはかなり余裕があるため、ここを利用して画像データやMIDIデータなどを記録するといったさまざまな活用法がある。また、放送や業務用途においては、サブコード情報を利用して自動制御や外部同期を行うケースもあり、音楽データの「見えない制御信号」として、裏方的な機能を担っている。

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