オクターバー(octaver)
「オクターバー(octaver)」について、DTM用語の意味などを解説
オクターバー(octaver)
オクターバー(octaver)は、トラック音にオクターブ下、または上の音を加えて、音に厚みを出すエフェクト。オクターバー(octaver)とは、入力された音声信号に対して、元の音の1オクターブ上または下の音を生成し、ミックスして出力するエフェクト機器またはプラグインである。主にギターやベースなどの楽器演奏に用いられ、音域の拡張や音色の厚みを増す目的で活用される。和音よりも単音トラックに向いている。
DTMにおいては、ソフトウェアのエフェクトプラグインとして利用され、ギターだけでなくシンセサイザーやボーカルにも適用されることがある。適切な使用により、楽曲に独特のテクスチャーや空間感を付加できるため、多彩なジャンルで重宝されるエフェクトである。
オクターバーは、ピッチシフティング技術を基にしており、原音とシフト音を組み合わせることで、単音でも重厚な響きを作り出すことが可能である。下オクターブを加えることで重低音を強調し、上オクターブを加えると煌びやかな倍音成分が増し、音の存在感が際立つ。
「オクターバー(octaver)とは」DTM用語としての「オクターバー(octaver)」の意味などを解説
Published:2025/04/15 updated: