ルート(root)
「ルート(root)」について、DTM用語の意味などを解説
ルート(root)
ルート(root)は、コード(和音)の基礎となる音を指す。すべてのコードはルートを土台として組み立てられ、コード・ネームにも大文字で示される。なお、ルートを最低音に配置したコードの形は、もっとも基本的なものとされ、基本形または基本位置(ルート・ポジション)と呼ばれている。=根音。根音を基準にしてその上に長三度や短三度、完全五度などの音が積み重なり和音の種類や性質が決まる。ルートとは、和音(コード)や音階の基音となる音のことを指す。たとえば、Cメジャーコード(C-E-G)では「C」がルートとなり、この音を基準にして他の音が構成される。ルートはコードの名前の由来にもなり、和音の性格や響きを決定づける重要な要素だ。DTMにおいても、コード進行の理解やアレンジの基盤としてルートを把握することは不可欠である。シンセサイザーのベースライン制作やコードの自動生成機能では、ルート音を中心に処理が行われることが多く、音楽理論と制作実務の架け橋となる概念。
「ルート(root)とは」DTM用語としての「ルート(root)」の意味などを解説
Published:2025/05/28 updated: