マスターキーボード(master keyboard)
「マスターキーボード(master keyboard)」について、DTM用語の意味などを解説
マスターキーボード(master keyboard)
マスターキーボード(master keyboard)は、複数個の楽器を演奏するシステムの中心となって、各楽器をコントロールするキーボード。 MIDIシステムにおいては、このマスター・キーボードによってほかのMIDI音源モジュールなどを鳴らしたり、MIDIシーケンサーの入力を行なったりする。マスターキーボードとは、音源モジュールやDAWをコントロールするための演奏用キーボードを指す。音自体を発音する機能は持たず、MIDI信号を送る役割を果たす。これにより、多彩な音源を自在に操作でき、音色選択やベロシティ、モジュレーションなどの演奏表現も可能。
特にDTM環境では、コンピューターと連携してリアルタイムで演奏入力やシーケンス制作を行うための必須機器として広く使われる。サイズや鍵盤数も多様で、初心者からプロまで用途に応じた選択が可能。キーのオン/オフの情報以外に、MIDIのチャンネル指定や、プログラム・チェンジ、モジュレーションなどの情報を送り出すことができる。また、ひとつの鍵盤を2台分のキーボードに見たてて扱えるキーボード・スプリット機能のついたものもある。
「マスターキーボード(master keyboard)とは」DTM用語としての「マスターキーボード(master keyboard)」の意味などを解説
Published:2025/04/17 updated: