DTM用語

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ディレイ(delay)

Posted by 有世犬

「ディレイ(delay)」について、DTM用語の意味などを解説


ディレイ DTM用語

ディレイ(delay)

ディレイ(delay)は、信号が遅れること。ディレイ(delay)とは、入力された音声信号を一定時間遅らせて再生するエフェクトで、音に残響や奥行きを与える目的で使用される。原音に対して繰り返しや反響を加えることで、空間的な広がりやリズムの厚みを演出できる。信号を遅延させるディレイ・マシンを略称してこう呼ぶこともある。電気信号を遅らせるには各種のディレイ・マシンを使う。
空気中の音を人工的にそのまま遅らせて遅延音を得る例としてはエコーリレームがある。これら人工的な遅れ以外に、自然界での音の遅れも、ときとして大きな意味を持つ。たとえば大スタジアム、大ホールで行なうPAで、会場内各所に設置したスピーカー間の時間差を計算し、各スピーカーそれぞれに適切なディレイをかけてやる手法も実用化されている。DTMでは、ディレイのタイム(遅延時間)、フィードバック(繰り返しの強さ)、ミックス(原音とのバランス)などのパラメーターが自由に設定可能で、シンプルなスラップバックから複雑な多重反響まで多彩な表現が可能である。楽曲の雰囲気づくりに欠かせない空間系エフェクトの代表格である。

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「ディレイ(delay)とは」DTM用語としての「ディレイ(delay)」の意味などを解説

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