ルート(root)
Posted by 有世犬
「ルート(root)」について、DTM用語の意味などを解説
ルート(root)は、コード(和音)の基礎となる音を指す。すべてのコードはルートを土台として組み立てられ、コード・ネームにも大文字で示される。なお、ルートを最低音に配置したコードの形は、もっとも基本的なものとされ、基本形または基本位置(ルート・ポジション)と呼ばれている。=根音
Related:DTM用語
- 根音(root) 根音(root)は、コード(和音)の基礎となる音。=ルート...
- ソング・ポジション・ポインター(song position pointer) ソング・ポジション・ポインター(song position pointer)は、演奏をスタートさせたい小節を指定するMIDIメッセージ。システム・コモン・メッセージに含まれる。...
- 転回形(inversion) 転回形(inversion)は、複数の音の上下関係を入れ換えた形を指し、ふたつの音の上下関係を入れ替える音程の転回と、コードのルート(根音)以外の音を最低音とする和音配置であ老和音の転回の両方を指す。後者の場合はコードの … Read more »...
- 主和音(tonic chord) 主和音(tonic chord)は、トニック(主音)をルート(根音)とするコード(和音)。=トニック・コード...
- トライアド(triad) トライアド(triad)は、3音構成の三和音のこと。ルート(根音)の上部に3度および5度音を重ねた形であるため、3度の長・短音程と5度の完全・増・減音程の組み合わせにより4種類のトライアドが成り立ち、それぞれ①メジャー・ … Read more »...
- 属和音(dominant chord) 属和音(dominant chord)は、ドミナント(属音)をルート(根音)とするコードであり、調性を決定する上でトニック・コード(主和音)に次ぐ重要な役割を持つ主要和音のひとつとされる。=ドミナント・コード...
- トニック・コード(tonic chord) トニック・コード(tonic chord)は、主和音(省略記号=T)のこと。トニック(主音)をルート(根音)とするコード(和音)で、楽曲の最終的な調性を決定づける唯一のコードとされる。ドミナント・コードや、サブドミナント … Read more »...
- ドミナント・コード(dominant chord) ドミナント・コード(dominant chord)は、属和音(省略記号=D)のこと。 ドミナント(属音)をルート(根音)とするコードであり、調性を決定する上でトニック・コード(主和音)に次ぐ重要な役割を持つ主要和音のひと … Read more »...
- システム・コモン・メッセージ(system common message) システム・コモン・メッセージ(system common message)は、システム・リアルタイム・メッセージとペアで使われ、主として同期関係の制御を行なうMIDIメッセージ。 演奏プログラムを選ぶソング・セレクト、ス … Read more »...
- 同期(synchronization) 同期(synchronization)は、シンクロナイゼーション、シンクロおよびシンクと称されることもある。①電子楽器の自動演奏システムにおいて、テンポ機能を持つシ一ケンサーやリズム・マシンが、マスターとなる機器とテンポ … Read more »...
- 音階(scale) 音階(scale)は、高さの順に並べられたオクターブ以内の階段状の音列を指し、スケールともいわれる。 一般的な長・短調の場合、音階を基盤としてメロディや八一モ二-が形作られ、調性(トーナリティ)が確立される。 このほか、 … Read more »...
- 音程(interval) 音程(interval)は、ふたつの音の、高さの差を示す用語。音程は度数(ディグリー)という単位で示されるほか、さらに響き方の違いによって完全(パーフェクト)、長(メジャー)、短(マイナー)、増(オーギュメント)、減(デ … Read more »...
- 下属和音(subdominant chord) 下属和音(subdominant chord)=サブドミナント・コード、サブドミナント・マイナー・コード スケールのルート音の4度上に構成される下属和音のことで、通常SまたはSDと略される。長調ではⅣ、短調ではIvmがこ … Read more »...
- コード・プログレッション(chord progression) コード・プログレッション(chord progression)は、各種のコード(和音)を連結すること。これによって、メロディ、リズムとともに音楽の三要素のひとつであるハーモニーの流れが形成される。基本的にはトニック・コー … Read more »...
- 主要三和音(primary chord) 主要三和音(primary chord)は、長音階、あるいは短音階の1度(主音)、4度(下属音)、5度(属音)をルートとする3つの三和音。 それぞれトニック、サブドミナント、ドミナントと呼ばれ、キーを決定するのに重要な役 … Read more »...
- スケール・ノート(scale note) スケール・ノート(scale note)は、スケール(=音階)を構成する各音。...
- 属七和音(dominant seventh(7th)chord) 属七和音(dominant seventh(7th)chord)は、キー(調)にかかわるスケール(音階)の5度上に構成される四和音のこと。=ドミナント・セブンス・コード...
- 短音階(minor scale) 短音階(minor scale)は、短調でのメロディやハーモ二-の基盤となるスケール(音階)を指す。ナチュラル・マイナー・スケール(自然的短音階)、ハーモニック・マイナー・スケール(和声的短音階)、メロディック・マイナー … Read more »...
- トニック(tonic) トニック(tonic)は、キー(調)の基礎となるスケール(音階)の出発点にあたる音で、主音といわれる。それ以外の音に対する支配力を持ち、トーナリティ(調性)の確立の基礎となる。また、トニック・コードの意味で使われることも … Read more »...
- マイナー・スケール(minor scale) マイナー・スケール(minor scale)は、短調でのメロディやハーモニーの基盤となるスケール(音階)を指し、短音階といわれる。 マイナー・スケール(短音階)の分類 マイナー・スケールはナチュラル・マイナー・スケール( … Read more »...
- ループ・レコーディング(loop recording) ループ・レコーディング(loop recording)は、シーケンサーなどで、ある範囲を繰り返しながらレコーディングを行なう方法。リズム・マシンのパターン入力などでも使われており、繰り返しながら音を追加していくことができ … Read more »...
- ループ・レングス(loop length) ループ・レングス(loop length)は、サンプリング・マシンなどにおけるループの長さのこと。ループ・ポイントからエンド・ポイントまでの長さを数値で表わしたものがそれにあたる。...
「ルート(root)とは」DTM用語としての「ルート(root)」の意味などを解説
Published:2024/04/18 updated: