フレーズ・サンプリング(phrase sampling)
「フレーズ・サンプリング(phrase sampling)」について、DTM用語の意味などを解説
フレーズ・サンプリング(phrase sampling)
フレーズ・サンプリング(phrase sampling)は、楽器音などではなく、演奏そのものをフレーズ単位でサンプリングする方法。フレーズ・サンプリング(phrase sampling)とは、DTMや音楽制作において特定のフレーズ、つまり短い旋律やリズムパターンを録音し、それをサンプラーやDAW上で再利用・加工する手法である。単一の音や一打音のサンプリングとは異なり、フレーズ・サンプリングはメロディやリズムの連続したまとまりを扱うため、より音楽的な表現が可能となる。この手法は、既存の楽曲や自分で演奏したフレーズを素材として取り込み、それをループさせたりピッチやテンポを変えたり、エフェクトをかけたりして新たなトラックやビートを作り出す際に活用される。特にヒップホップやエレクトロニカなどのジャンルで多用され、オリジナル楽曲の構成要素として重要な役割を果たす。フレーズ・サンプリングを行う際には、著作権や許諾に注意が必要であるが、クリエイティブなリミックスやリ・アレンジにおいては非常に有効な技術。単なる素材のコピーではなく、加工や組み合わせによって独自の音楽世界を築くことができる。
「フレーズ・サンプリング(phrase sampling)とは」DTM用語としての「フレーズ・サンプリング(phrase sampling)」の意味などを解説
Published:2025/04/17 updated: