DTM用語

デスクトップミュージック 用語辞典

インプット(input)

Posted by 有世犬

「インプット(input)」について、DTM用語の意味などを解説


インプット DTM用語

インプット(input)=入力のこと。機器や回路に電気信号を加えること、または信号の入口である端子のことをいう。電気信号を送り込む、入力するという意味がある。コンピュータにおいては装置に情報を与える操作をすることを指す。インプットとは、一般的に「入力」を意味し、DTMやコンピュータ・ミュージックの領域においては、外部からシステムや機材へ送られる信号やデータを指す用語である。入力される対象は多岐にわたり、オーディオ信号、MIDIデータ、コントローラー操作情報などが含まれる。たとえばオーディオインターフェイスに接続されたマイクやギターから取り込まれるアナログ信号は「オーディオインプット」と呼ばれ、鍵盤からのノートデータやベロシティ情報は「MIDIインプット」として扱われる。

DAWにおけるインプット設定は極めて重要であり、適切にルーティングを行わなければ録音や演奏データの取り込みが正常に行われない。たとえば、ギターを録音する場合にはオーディオインターフェイスの入力チャンネルを正しく指定し、かつ適正な入力ゲインを確保する必要がある。また、MIDIキーボードを利用する際には、DAW側で使用するMIDIポートやチャンネルを明示的に設定することで、演奏情報が正しく入力される。

さらに、インプットはリアルタイム処理と密接に関わる。演奏時のレイテンシーを低減するためには、入力信号がDAW内部のバッファを経由する過程を最適化することが求められる。

ソフトシンセサイザーのトリガーやエフェクトのオートメーション制御もインプット信号によって駆動されるため、クリエイティブな制作における表現幅を決定づける要素である。

インプットの対義語はアウトプット(output、出力)。

ゲイン(gain)

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「インプット(input)とは」DTM用語としての「インプット(input)」の意味などを解説

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