フット・ペダル(foot pedal)
「フット・ペダル(foot pedal)」について、DTM用語の意味などを解説
フット・ペダル(foot pedal)
フット・ペダル(foot pedal)は、キーボードの演奏に効果を与えるために使う、足踏み式コントローラー。初期はエクスプレッション・ペダルとしてボリューム・コントロールに使われたが、MIDIの登場などによって多様なコントロールが行なえるようになった。フット・ペダルは、演奏者が足で操作する外部コントローラーであり、MIDIキーボードや電子ピアノ、ギター用エフェクトユニットと接続して機能する。代表的なものにはサスティンペダル、エクスプレッションペダル、スイッチペダルなどがあり、それぞれMIDI信号の送出やパラメータのリアルタイム制御を可能にする。サスティンペダルはMIDI CC64信号を送信し、アコースティックピアノにおけるダンパーの役割を模倣する。エクスプレッションペダルはCC11やCC1など任意の連続コントロールにマッピングされ、ボリューム、フィルター開閉、エフェクトのモジュレーション量などをダイナミックに操作できる。DTM環境では、オートメーションやマクロ操作と連動させることで、手を離さずにパフォーマンス性と表現力を拡張するための極めて実用的なインターフェースとなっている。
「フット・ペダル(foot pedal)とは」DTM用語としての「フット・ペダル(foot pedal)」の意味などを解説
Published:2025/04/17 updated: