転送レート(transfer rate)
「転送レート(transfer rate)」について、DTM用語の意味などを解説
転送レート(transfer rate)
転送レート(transfer rate)は、時間あたり、どのくらいのデータ量を動かせるかを表わしたもの。転送レート(transfer rate)とは、デジタルオーディオやMIDIデータの送受信速度を示す指標であり、単位は通常「bps(ビット毎秒)」や「kB/s(キロバイト毎秒)」で表される。メモリーからCPU、八-ド・ディスクからメモリ一、ネットワーク問、というようにあらゆるところで使用される。毎秒あたりのバイト数かビット数で表わされる。DTM環境では、オーディオインターフェースとコンピューター間のデータ転送や、外部MIDI機器との通信速度に影響を及ぼす重要な要素だ。転送レートが高いほど、多チャンネルの高解像度オーディオを遅延なくリアルタイム処理できるため、録音やモニタリングの品質向上に直結する。一方で、帯域幅の制約や接続方式の性能限界により転送レートが不足すると、音切れや遅延、データ欠損の原因となるため、安定した転送レートの確保が快適なDTM作業の基盤となる。
「転送レート(transfer rate)とは」DTM用語としての「転送レート(transfer rate)」の意味などを解説
Published:2025/04/16 updated: