エコー(echo)
「エコー(echo)」について、DTM用語の意味などを解説
エコー(echo)は、反射音であるが、「エコー効果」という意味としては、直接音から分離して聴こえる反射音のみを指す。
直接音に対する反射音
音源から出た音が直接人間の耳に届いた場合、その音を「直接音」という。これに対して、壁面などに1回以上反射した後に、直接音から時間的に遅れて耳に届いた音を「反射音」という。本来、エコーとは反射音全般を指す。しかし慣用的に「エコー効果」という意味では、直接音から分離して聴こえる反射音のみを指す。いわゆる「こだま」の効果である。
リバーブとエコー
リハーブは遅れ時間の異なった無数の反射音が合成されたものである。したがって、本質はエコーであるが、聴感上の響きが違うため、エフェクトとしては分けて考えられる。ただし、リバーブ効果を得るための残響室は「エコー・ルーム」と呼ばれ、リバーブ・ルームとはいわない。
フラッター・エコー
エコーとリハープの中間のような存在にフラッター・エコーがある。
「エコー(echo)とは」DTM用語としての「エコー(echo)」の意味などを解説
Published:2024/04/15 updated: