マスター(master)
「マスター(master)」について、DTM用語の意味などを解説
マスター(master)
マスター(master)は、音響・映像機器では「親機」の意。複数の機器を同期運転する際に、タイミングのもとになる機器を指す。マスター(親機)とは、音響機器やDTM環境において全体の制御や同期を司る中心的な機器を指す。例えば、複数の機器が接続されている場合、マスターはテンポやクロック信号を発信し、他の機器(スレーブ)を同期させる役割を果たす。また、ミキシングや録音の現場では、マスターは最終的な音量や音質調整を行うチャンネルを意味することも多い。つまり、全体の音響バランスや操作を統括し、制作の基盤となる重要な役割を担っている。DTMにおいては、マスター機器の設定が制作効率や音質に直結するため、理解と適切な運用が求められる。マスターにしたがって運転される機器をスレーブ(子機)という。シンクロ演奏を行なう場合、コントロールする側が「マスター」で、コントロールされる側が「スレーブ」といった関係になる。
「マスター(master)とは」DTM用語としての「マスター(master)」の意味などを解説
Published:2025/04/17 updated: