ボイス(voice)
Posted by 有世犬
「ボイス(voice)」について、DTM用語の意味などを解説
ボイス(voice)
ボイス(voice)=声、シンセサイザーの一音。シンセサイザーにおけるボイスとは、一つの音色を発声できる独立した音の単位を指す。具体的には、音源が同時に発音可能な最大音数のことを示し、これをボイスポリフォニーとも呼ぶ。例えば、8ボイスのシンセサイザーならば、同時に8つの異なる音を鳴らせることになる。ボイス数が多いほど複雑な和音や重厚なサウンドの表現が可能だが、その分CPU負荷やメモリ使用量も増加するため、機材の性能とのバランスが重要である。また、ボイスには単純な単音だけでなく、複数のオシレーターやエフェクトを組み合わせた複雑な音色も含まれる場合がある。DTMやライブ演奏での表現力を高める上で、ボイス数の理解は欠かせない要素である。
シンセサイザーには同時可能発音数が設定されている事が多い。
Related:DTM用語
- ボイス・メッセージ(voice message) ボイス・メッセージ(voice message) ボイス・メッセージ(voice message)は、MIDIのチャンネル・メッセージに含まれ、通常の演奏情報を表現するMIDIメッセージ。鍵盤を「押す」「離す」に相当する … Read more »...
- チャンネル・ボイス・メッセージ(channel voice message) チャンネル・ボイス・メッセージ(channel voice message) チャンネル・ボイス・メッセージ(channel voice message)は、通常の演奏情報を定義するMIDIメッセージ。チャンネル・ボイス … Read more »...
- オール・イン・ワン・シンセ(all in one synthesizer) オール・イン・ワン・シンセ(all in one synthesizer)は、演奏および音楽を制作するうえで必要となる機能をすべて備えたシンセサイザーのこと。具体的には、シンセサイザーとしての音源とエフェクター、演奏を行 … Read more »...
- エレメント(element) エレメント(element) エレメント(element)は、プログラムの動作をつかさどる、さまざまな要素のこと。また、シンセサイザーでは音色を構成するもっとも基本的な音色単位のことを指す場合がある。DTMにおけるエレメ … Read more »...
- ギア(gear) ギア(gear) ギア(gear)は、機材の俗称。元は伝動装置や噛み合うことを意味する。音楽制作に使用されるハードウェア機材やソフトウェアを総称する言葉である。具体的には、オーディオインターフェース、MIDIキーボード、 … Read more »...
- コマンド・メニュー(command menu) コマンド・メニュー(command menu) コマンド・メニュー(command menu)は、コンピューター、シンセサイザー、シーケンサーなどのコマンドの一覧表。ソフトのヘルプ機能として画面に表示されるものが多い。D … Read more »...
- マスター・オシレーター(master oscillator) マスター・オシレーター(master oscillator) マスター・オシレーター(master oscillator)は、機器やシステム全体の動きのおおもとになる信号を発振する回路/ユニット。アナログ式キーボードでは … Read more »...
- リリース・ベロシティ(release velocity) リリース・ベロシティ(release velocity)=ノート・オフ・ベロシティ リリース・ベロシティ(release velocity)とは、MIDIノートを解放する際、すなわちノートオフ時の指の動きに応じて送出され … Read more »...
- サイマルシンク(Simul-Sync) サイマルシンク(Simul-Sync) サイマルシンク(Simul-Sync)は、ティアック社のシンクロ・レコーディング機構の名称。DTMにおけるサイマルシンク(Simul-Sync)は、特にシーケンサーやMIDI機器の … Read more »...
- イーブン(even) イーブン(even) イーブン(even)は、連続した8分音符を均等な長さで演奏すること。DTMにおけるイーブン(even)とは、主にリズムやグルーヴのタイミングが等間隔で揃っている状態を指す用語である。具体的には、16 … Read more »...
- デュレーション(duration) デュレーション(duration) デュレーション(duration)は、持続を指す言葉で、シーケンサーでは音が鳴っている時間(音長)を表わす。ゲート・タイムと同義で使われることが多い。DTMにおいてデュレーション(du … Read more »...
- クロスフェード(cross fade) クロスフェード(cross fade) クロスフェード(cross fade)は、別々のオーディオファイルをつなぎ合わせた際に発生するノイズを防ぐため、各ファイルのつなぎ目音量を調整する機能。DTMにおけるクロスフェード … Read more »...
- エミュレーション(emulation) エミュレーション(emulation) エミュレーション(emulation)は、あるハードウェア、ソフトウェアで、それとは異なる別のハードウェア、ソフトウェアの動作を行なわせること。DTMにおけるエミュレーション(em … Read more »...
- エクスポーネンシャル(exponential) エクスポーネンシャル(exponential) エクスポーネンシャル(exponential)は、「指数的な」の意で、リニア(直線的)に対応する。結束として、リニアに比べて、わすかな値の動き(入力)で大きな作用(出力)を … Read more »...
- チャンネル・メッセージ(Channel message) チャンネル・メッセージ(Channel message) チャンネル・メッセージ(Channel message)は、MIDIチャンネルを指定して送受される種類のMIDIメッセージ。ボイス・メッセージとモード・メッセージ … Read more »...
- センシティビティ(sensitivity) センシティビティ(sensitivity)は、感度のこと。モジュレーションのコントロールのひとつとして装備される。DTMにおけるセンシティビティは、入力機器と演奏者の表現を結ぶ「感度の橋渡し」として機能し、打ち込みとリア … Read more »...
- サスティン(sustain) サスティン(sustain) サスティン(sustain)は、音の伸びのこと。大抵の楽器は発音時の音量がピークとなり、ピークを迎えた後は減衰し無音になる。サスティン(sustain)とは、音が発音された後にどれだけの時間 … Read more »...
- ソフトウェア・シンセサイザー(software synthesizer) ソフトウェア・シンセサイザー(software synthesizer) ソフトウェア・シンセサイザー(software synthesizer)は、コンピューター上でシンセサイザーの機能をエミュレートしたソフトウェア。 … Read more »...
- 立ち上がり(attack、rise) 立ち上がり(attack、rise) 立ち上がり(attack、rise)は、音が出始めてから一定の音量になるまでの時間を立ち上がり時間(アタック・タイム)という。立ち上がり(attack、rise)とは、音の開始から最 … Read more »...
- チューン・リクエスト(tune request) チューン・リクエスト(tune request) チューン・リクエスト(tune request)は、アナログ・シンセサイザーのオシレータを自動的にチューニングし直すことを指示するMIDIシステム・コモン・メッセージ。チ … Read more »...
- バンク・セレクト(bank select) バンク・セレクト(bank select) バンク・セレクト(bank select)は、コントロール・チェンジ0、32番。プログラムが格納されているバンクを切り替えるために使用される。バンク・セレクトは、MIDI規格に … Read more »...
- プログラム・ナンバー(program number) プログラム・ナンバー(program number) プログラム・ナンバー(program number)は、プログラム・チェンジのデータ値。シンセサイザーなどの音色が格納されているエリアを選択する。プログラム・ナンバー … Read more »...
「ボイス(voice)とは」DTM用語としての「ボイス(voice)」の意味などを解説
Published:2025/04/17 updated: