ライン(line)
「ライン(line)」について、DTM用語の意味などを解説
ライン(line)は、信号を伝送する線の総称。スタジオやPAなどのシステムでは、機材間をつなぐ信号線(ライン)に流れる信号の基準レベルを規格化しているのが普通で、そのレベルをライン・レベルという。ラインとは、オーディオや音響機器における信号の経路や入力・出力のことを指す。一般的に「ライン入力(line in)」や「ライン出力(line out)」として用いられ、楽器や音源、ミキサー、アンプなどの機器間をつなぐ役割を担う。ライン信号はマイク信号よりも高いレベルで送られ、プリアンプを必要としないため、ノイズが少なくクリアな音質が特徴だ。DTMやレコーディングにおいては、機器間の信号のやり取りや録音において重要な概念であり、正しい接続やレベル管理が音質維持に不可欠である。
ライン・レベル
ライン・レベルといってもシステムによって異なり、一般にPA、レコーディング・スタジオでは0dBm(約0.775Vrms.)か+4dBm(約1.23Vrms.)、民生機のシステムでは-10dBV(約’0.316Vrms.)がこれにあたる。また、ライン・レベルを単にラインと呼ぶこともある。
「ライン(line)とは」DTM用語としての「ライン(line)」の意味などを解説
Published:2025/05/18 updated: