DTM用語

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フェード・イン(fade in)

Posted by 有世犬

「フェード・イン(fade in)」について、DTM用語の意味などを解説


フェード・イン DTM用語

フェード・イン(fade in)は、音量を徐々に上げ、規定の音量まで達すること。フェード・インとは、無音の状態から音量を徐々に上昇させる処理を指し、音の立ち上がりを滑らかに演出するために用いられる。DTMにおいてはオーディオリージョン単位で適用可能な編集手法であり、波形編集によるゲインカーブの描画、またはボリュームオートメーションによって制御される。立ち上がりの急峻さはリニア、エクスポネンシャル、S字型など複数のカーブ形状で調整可能で、アタックの質感やミックス全体の印象に大きく影響を与える。特にアンビエントやポストロック、シネマティックな楽曲では、フェード・インを利用したスムーズなセクション移行が音楽的緊張感を演出する要素となる。また、打ち込みにおいてはMIDIボリューム(CC7)やエクスプレッション(CC11)を併用することで、音源側のレスポンスに即したより自然な音量変化が可能となる。フェード・インとは逆に、音量を徐々に絞り、音を消していくことは、フェード・アウトと言う。

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「フェード・イン(fade in)とは」DTM用語としての「フェード・イン(fade in)」の意味などを解説

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