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パッチ・スルー(patch through)

Posted by 有世犬

「パッチ・スルー(patch through)」について、DTM用語の意味などを解説


パッチ・スルー DTM用語

パッチ・スルー(patch through)

パッチ・スルー(patch through)は、シーケンス・ソフトの機能のひとつ。チャンネルに関わらす受信したデータを、トラックで指定したチャンネルに送信する機能。パッチ・スルー(patch through)とは、シンセサイザーエフェクターなどの機器において、入力された信号をそのまま別の出力に通過させる機能を指す。これは、エフェクトチェインの中間に機器を挿入した際、原音を損なわずに次の機器へ信号を送る際に使われる。これを使うことによって、入力用のキーボードの送信チャンネルを切り替えなくても、レコーディング・トラックのMIDIチャンネルを切り替えるだけでレコーディングが行なえるようになる。DTMやライブ演奏の現場では、複数の機材を連結する際に信号の流れを維持しつつ、必要に応じてエフェクト処理や音色変更を行うために不可欠な機能である。パッチ・スルー機能により、柔軟なルーティングや信号の分岐が可能となり、音作りやミックスの幅を広げることができるため、機材の接続設計において重要な役割を果たしている。

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