データ圧縮(data compression)
「データ圧縮(data compression)」について、DTM用語の意味などを解説
データ圧縮(data Compression)は、パーソナル・コンピューターなどで使われるデータを、一定の法則に従って簡略化しデータ容量を小さくすること。データ圧縮(data compression)とは、DTMにおいて音声データやMIDI情報などのファイルサイズを削減する技術を指す。圧縮にはロスレス(無損失)とロスィ(有損失)の2種類があり、ロスレス圧縮は元データを完全に復元可能で、WAVやFLACなどで用いられる。一方、MP3やAACに代表されるロスィ圧縮は、データの一部を省略しファイルサイズを大幅に縮小するが、その分音質が若干劣化する。DTMでは保存や転送の効率化、ストレージ容量の節約を目的に圧縮技術が活用され、用途に応じて最適な圧縮形式を選択することが重要となる。
データ上の繰り返しの部分を記号で省略するなどの方法が採られる。また、圧縮される前の状態に戻すことを、復元もしくは解凍といい、圧縮・復元、解凍には専用のソフトウェアが使われる。パソコンのデータ圧縮に使われるものは可逆圧縮といって完全に元に戻せるが、画像やMDなどの圧縮は非可逆圧縮といって圧縮率は高いが完全には元に戻せない。
「データ圧縮(data compression)とは」DTM用語としての「データ圧縮(data compression)」の意味などを解説
Published:2025/04/16 updated: