DTM用語

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デジタル(digital)

Posted by 有世犬

「デジタル(digital)」について、DTM用語の意味などを解説


デジタル DTM用語

デジタル(digital)

音楽制作におけるデジタル(digital)とは、情報を離散的な数値(ビット)で表現・処理する方式を指す。DTMにおいても基盤技術であり、音声信号をアナログからデジタルに変換することで、ノイズ耐性の向上や非破壊編集、多重録音が可能となる。ビット深度やサンプリングレートが音質を左右し、高精度なデジタル処理は現代音楽制作の多彩な表現を支えている。デジタル技術の発展により、手軽かつ高品質な音楽制作環境が広く普及した。デジタルの語源「デジット(digit)」は「指」という意味であり、デジタルは「指折り数える」の意と考えられ、数の本質を表わしている。電気の分野のアナログ回路では、音声信号などのアナログ信号(量)をあるがままの形で扱っている。一方デジタル回路では、量であるアナログ信号を、いったん数(デジタル)に直してから扱う。変換の際に誤差が生じるが、実用上は問題にならない程度に、回路は設計されている。一部で思われているように、デジタルはアナログの進化したものではない。「数」と「量」という全く違った概念から出発した発想法である。

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「デジタル(digital)とは」DTM用語としての「デジタル(digital)」の意味などを解説

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