DTM用語

デスクトップミュージック 用語辞典

ダミーデータ(dummy data)

Posted by 有世犬

「ダミーデータ(dummy data)」について、DTM用語の意味などを解説


ダミーデータ DTM用語

ダミーデータ(dummy data)

ダミーデータ(dummy data)は、意味を持たない見せかけのデータのこと。ダミーデータ(dummy data)とは、実際の音声や制御情報として使用されないが、システムやプロトコルの整合性や処理のテスト目的で挿入される擬似的なデータのことである。ファイル構造などで、データ・アクセスを容易にするためや、将来の拡張のために設けられた空きデータのことをいう。DTMやMIDI環境においては、特定の機器やソフトウェアが一定のデータ長や構造を必要とする場合に、未使用領域を埋めるために送信されることがある。また、シーケンサーの動作確認や自動化の試験においても、あえて反応しないデータを流してレスポンスや処理遅延の検証を行う用途に使われる。システムエクスクルーシブメッセージ内で予約領域として存在する場合もあり、後の仕様追加やカスタム用途に備えた設計の一環として設けられている。制御信号の誤認識を避けるためにも、ダミーデータは通常の演奏データとは区別して扱われ、処理系の堅牢性を高める要素となっている。

Category : DTM用語た
Tags :

「ダミーデータ(dummy data)とは」DTM用語としての「ダミーデータ(dummy data)」の意味などを解説

ホームページ制作