シンク・トラック(sync track)
「シンク・トラック(sync track)」について、DTM用語の意味などを解説
シンク・トラック(sync track)は、同期信号を使った録音の際に、テープ・レコーダー上でその同期信号を録音するトラックを指す。通常はテープの両端のトラック、たとえば8トラック・レコーダーであればトラック1かトラック8が使われる。これは同期信号が隣接トラックに漏れやすく、また漏れた場合に耳障りになりやすいからである。両端のトラックならばそれぞれ隣接トラックが1本だけなので同期信号の漏れの影響を最少限に抑えることができる。したがってトラック数に余裕があれば、シンク・トラックの隣のトラックは使わずにおくほうがよい。またどうしても使わざるを得ないときは、なるべく信号レベルの高い信号に使ったほうがよい。
「シンク・トラック(sync track)とは」DTM用語としての「シンク・トラック(sync track)」の意味などを解説
Published:2024/04/15 updated: