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ノコギリ波(saw tooth)

Posted by 有世犬

「ノコギリ波(saw tooth)」について、DTM用語の意味などを解説


ノコギリ波 DTM用語

ノコギリ波(saw tooth)

ノコギリ波(saw tooth)は、シンセサイザーで使用される基本波形の1つ。Saw(ソウ)。ノコギリ波(sawtooth wave)とは、波形の一種で、その名前の通りノコギリの刃のように鋭い立ち上がりと緩やかな下降、またはその逆の形状を持つ。音響合成においては、倍音成分が豊富で倍音列が整数倍に整列しているため、非常に明るく金属的な響きを持つのが特徴である。シンセサイザーの基本波形として広く用いられ、特にリード音やパッド、ストリングスのような厚みのある音作りに適している。ノコギリ波は、複数の倍音を含むため、フィルター処理で特定の周波数帯を調整し、さまざまな音色変化を生み出すことが可能である。DTM制作では、この波形を基に複雑なサウンドデザインを行う重要な素材の一つとなっている。
倍音を全て含んでおり、豊かな響きとなる。倍音の音量は第一倍音(基音)に対して第二倍音=基音÷2、第三倍音=基音÷3…。フィルターを使用して音作りを行うことも多い。

「ノコギリ波(saw tooth)とは」DTM用語としての「ノコギリ波(saw tooth)」の意味などを解説

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