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オーバーダビング(overdubbing)

Posted by 有世犬

「オーバーダビング(overdubbing)」について、DTM用語の意味などを解説


オーバーダビング DTM用語

オーバーダビング(overdubbing)

オーバーダビング(overdubbing)は、MTRなどで、多重録音を行なうときのテクニックで、すでに録音された演奏を再生しながら、新たに別のトラックに別の演奏を録音すること。現在のレコーディングでは、なくてはならないテクニックのひとつである。オーバーダビング(overdubbing)とは、既に録音された音源の上に新たな音を重ねて録音する技術であり、多重録音の基本的な手法の一つである。これにより、一人の演奏者が複数のパートを録音したり、バンドの各メンバーが別々に録音を行い後で合成することが可能となる。

DTMにおいては、オーバーダビングはトラックを分けて複数の楽器やボーカルをレイヤー化し、細かな編集やミックス調整を行う際に不可欠なプロセスである。例えば、ドラムのリズムトラックにベースやギター、シンセサイザーのパートを順次重ねていくことで、完成した楽曲を構築していく。

この技術は、ライブ録音と異なり演奏のミス修正や表現のブラッシュアップが容易であり、クリエイティブな音楽制作において多様なアイデアを実現するための重要な手段として広く利用されている。また、サンプリング・マシンでも、前のサンプリング音に次々と音を重ねることをオーバーダビングと呼び、シーケンサーでも同様である。オーバーダブと呼ばれることも多い。
オーバーダブ(Overdubbing)=オーバーダビング

「オーバーダビング(overdubbing)とは」DTM用語としての「オーバーダビング(overdubbing)」の意味などを解説

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