ループ(loop)
「ループ(loop)」について、DTM用語の意味などを解説
ループ(loop)は、コンピューター関連の用語として使われる場合は、プログラムのなかで、流れが「輪」のようになっている部分をいう。指定された条件が満足されるまで意図的に繰り返し実行される場合以外に、誤った命令により同じところが無限に実行される場合にも、ループという言葉を使う。エフェクターのフィードバック・ループのような動作が、プログラムのなかで行なわれていると思えば理解しやすい。ループとは、一定の音楽フレーズやリズムパターンを繰り返し再生する技術や手法を指す。DTMでは短いフレーズやリズムをループ化することで、楽曲の基礎となるリズムトラックやメロディを効率よく制作できる。ループ素材はサンプル音源として利用されるほか、自作のフレーズをDAW内で繰り返し配置して楽曲を構築する際にも多用される。ループは繰り返しが生むグルーヴ感や一体感を演出し、ジャンルを問わず幅広く活用されている。制作時は、ループの開始点・終了点の微調整やテンポ合わせが重要で、ズレがあると不自然な聞こえ方になるため注意が必要。
ループ(音楽用語)
「ループ(loop)とは」DTM用語としての「ループ(loop)」の意味などを解説
Published:2025/05/28 updated: