音圧(sound pressure level)
「音圧(sound pressure level)」について、DTM用語の意味などを解説
音圧(sound pressure level)
音圧(sound pressure level)は、音の大きさのこと。音圧(sound pressure level)とは、空気中の音波によって生じる圧力の変動量を数値化したもので、主にデシベル(dB)単位で表される。人間の耳が感じる音の大きさの指標となり、音響工学や録音・再生環境の評価において重要な役割を果たす。単位は「db」(デシベル)が使用される。ミックスやマスタリングの際、マキシマイザー、コンプレッサー、リミッターなどで調整される。
DTMにおいては、ミックス時の各トラックの音圧バランス調整が音圧の管理に該当し、適切な音圧レベルを維持することでクリアで迫力のあるサウンドが得られる。過度な音圧はクリッピングや歪みを招く一方、音圧が低すぎると音が弱く聞こえ、音楽としての説得力が損なわれる。マスタリング工程では、全体の音圧レベルを最適化し、リスナーにとって聴きやすくダイナミックレンジのバランスが取れた音源に仕上げることが求められる。
「音圧(sound pressure level)とは」DTM用語としての「音圧(sound pressure level)」の意味などを解説
Published:2025/04/15 updated: